基本的にネガティブ思考の人とは関わらないのが得策です。
ネガティブ思考の人は、物事を否定的に捉えるのが癖になっています。
一緒にいると、ネガティブなことを聞かされます。
ネガティブなことを聞かされて、いい気分になる人はいません。
だんだん気分も下がっていき、やる気や元気が奪われます。
いつも否定的な発言ばかりだと、ちょっとうっとうしく感じるときもあるでしょう。
否定的な考え方がこちらにも移ってきそうで悪影響があります。
しかし、都合があってどうしても関わらなければいけないときもあるでしょう。
仕事の都合で距離を置くにも難しい状況があるはずです。
そんなときは、接し方を工夫しましょう。
「ポジティブ思考の練習台」として活用するのです。
相手がネガティブなことを言ってきたら、知恵を絞って、ポジティブな発想で切り返してください。
「あと半分しかない」と言われたら「まだ半分もあるよ」と切り返します。
「あと1時間しかない」と言われたら「まだ1時間もあるよ」と切り返します。
「どうせ失敗するに決まっている」と言われたら「奇跡が起こって成功するかもしれないよ」と切り返します。
「私にできるはずがない」と言われたら「仲間を集めてみんなで協力すればいいね」と切り返します。
「生きていてもいいことがない」と言われたら「いいことがないなら、いいことを作ろう」と切り返します。
「好きな人がいるけど、もう付き合っている人がいるかもしれない」と言われたら「まだいないかもしれないよ」と切り返します。
何事も両面があります。
マイナス面があるということは、プラス面もあるということ。
相手がマイナス面を提示してきたら、あなたはその逆であるプラス面に着目すればいい。
多少強引な切り返しであってもかまいません。
可能性がゼロでなければいいのです。
可能性が1パーセントでもあれば良しと考え、肯定的に切り返していきましょう。
なかなか良い発想が浮かばず難しいときがあれば「難易度の高い問題にチャレンジしている」と思えばいい。
難しいからこそ頭の体操になり、ポジティブ思考の練習台になります。
そうすれば、ネガティブ思考の人と接する意義が生まれます。
「ポジティブ思考の練習台」として活用すれば、ネガティブ思考の人ともうまく付き合えるのです。