恋愛センスがない人は、否定の言葉が多く見られます。
相手の話に納得できないと、ことあるごとに相手の話を否定します。
「それは違う」
「そう思わない」
「賛成できない」
相手の話に「NO」を突きつけ、否定します。
本人は、普通のリアクションを返しているつもりです。
素直で正直なことはいいことであるように思われます。
たしかに納得できないこともあるかもしれませんが、だからといって何でもストレートに否定するのは良くありません。
自分の話を否定されて嬉しい人はいません。
誰でも自分の話が否定されると、話の腰を折られるようで不快感を覚えます。
テンションも下がってしまい、明るい気持ちになれません。
相手は、自分の話を否定されてばかりになると、なかなか話が噛み合わなくて、価値観の不一致を感じるようになります。
自分の話を否定されればされるほど、だんだん話すことが怖くなり、口数も減っていきます。
「話が合わない」「あなたといても面白くない」となり、関係を発展させていけません。
いつまで経っても友人止まりで、それ以上の関係に発展しないのです。
大切なことは「いかに恋人の話を肯定していくか」です。
話を盛り上げるためにも、良い関係を築くためにも、相手の話は、まず肯定のリアクションを返すほうがいい。
相手の話を肯定すると、2人の関係も肯定的に発展していきます。
恋愛センスがある人は、肯定の言葉が多く見られます。
相手が口を開けば、まず話を肯定します。
「いいね」
「すごいね」
「なるほど」
「素晴らしい」
「賛成です」
「そうだね」
「私もそう思う」
「私も同じです」
「うまくいきそうですね」
「楽しそうだね、面白そうだね」
人は、自分の話を肯定してくれる人に好意を抱きます。
誰でも自分の話を肯定されると嬉しく感じるもの。
相手は、自分の話を肯定されると、認められていると感じて自信がつきます。
話を肯定すればするほど、話も盛り上がっていく一方です。
「お互いに価値観が合っているね」「あなたといると楽しい」となる。
価値観の一致も感じられ、2人の未来像も描けるようになります。
どうしても肯定できない話のときはどうするのでしょうか。
そんなときでも恋愛センスのある人は、まず肯定から入ることを心がけます。
「たしかにそうだね。でも○○かもしれないよ」
いったん相手の話を肯定してから自分の意見を述べるようにします。
こうすることで、否定のとげが取れて柔らかい言い方となり、相手も受け入れやすくなるのです。
肯定の言葉を言えば言うほど、会話も恋愛も盛り上がります。
相手の話を肯定すればするほど、2人の交際関係も発展していくのです。