約束をすっぽかされる。
デートの待ち合わせに遅刻される。
失礼なことを言われる。
変なプレゼントをされてしまう。
相手がミスやエラーをしたとき、腹を立ててしませんか。
強い言葉で責めたり叱ったりしていませんか。
たしかに相手に非があることなら、文句の一言や二言も言いたくなるでしょう。
相手のミスやエラーのせいで、こちらに迷惑がかかることがあればなおさらです。
しかし、相手も人間です。
人間ですから、ミスやエラーがあるのは普通です。
野球でミスやエラーをしない選手はいないように、誰でもミスやエラーはあるものです。
あなたもうっかり間違えることもあれば、うかつな失敗を犯すこともあるはずです。
相手のミスやエラーを許さない雰囲気があると、人間関係が窮屈になって息苦しくなります。
いちいち気にして腹を立てては、お互いに疲れてしまいます。
相手のミスやエラーは、むかむかするのではありません。
笑顔で許して、元気に励ましましょう。
「大丈夫。気にしないで。そういうこともあるよね。また次がある!」
相手はほっとして、胸をなで下ろします。
あまり気にせず、さらっと流せばいい。
相手に悪気があったわけではありません。
単なる不注意や勘違いです。
ちょっとしたことですから難しく考えることはありません。
時には、信じられないようなミスやエラーが発生することもあるかもしれません。
こちらに大きな迷惑がかかるようなことだと困ってしまうところですが、そんなときでも心がけることは同じです。
大きな心を意識して、笑顔で許すことに替わりません。
どんどん元気に励ましていくのです。
「我慢の限界」と思うかもしれませんが、ここに誤解があります。
我慢の限界と思うのは、それを嫌なことだと思っているからです。
相手のミスやエラーは、我慢するものではなく、楽しむものです。
ミスやエラーは、見方を変えれば、面白い出来事です。
楽しむ心があれば、我慢という概念もなくなるため、いくらでも許せます。
何度繰り返されても平気になります。
あなたが大きな心を見せれば、相手は寛大な心に感銘を受けるでしょう。
そして、あなたがミスやエラーをしたときも、相手は笑顔で許して、元気に励ましてくれるはずです。
お互いに良い雰囲気が広がるのです。
相手のミスやエラーは、笑顔で許して、元気に励ましていく人が、モテるのです。