出社時間に間に合わなければ、前もって連絡を入れるのがマナーです。
遅刻は避けたいところですが、電車遅延や急な体調不良など、仕方ないときがあります。
仕事はお金や責任が伴うので遅刻の連絡が欠かせません。
電車遅延や急な体調不良でうっかり遅刻してしまうことがあるものです。
遅刻のときに連絡を入れるのは、ビジネスマナーの1つです。
「叱られるかもしれない」と思いつつも、仕事には責任が伴うので、きちんと連絡を入れなければなりません。
ところがデートの待ち合わせとなると、急に甘い考えになって、遅刻の連絡をサボる人がいます。
仕事とは違い、プライベートだからでしょうか。
お金や責任が絡んでいないためでしょうか。
デートの約束時間に遅れるとわかっていながら、面倒くさがって連絡を入れない人がいます。
「10分くらい遅刻しても、待っていてくれるだろう」
「親しい関係だから、いちいち遅刻の連絡をしなくてもいいよね」
これはよくありません。
プライベートとはいえ、遅刻は遅刻です。
約束の時間に遅れることは、約束を破ることになります。
遅刻の連絡がないと、だんだん信頼関係が崩れてしまいます。
相手は「いいよ」「気にしていないよ」と許してくれるかもしれませんが、心の中ではちょっと気にしています。
デートの待ち合わせに遅刻するときも、会社のときと同じように、きちんと連絡を入れましょう。
面倒かもしれませんが、相手の立場に立って考えてみることです。
相手は、貴重な時間を割いて「今か、今か」と待っています。
寒い冬の屋外であれば、ぶるぶる震えながら待っているでしょう。
無断で遅刻するのは、待たせている相手に失礼です。
早めに家を出ても、仕方ない事情で遅刻することがあるものです。
電車遅延であろうと体調不良であろうと、遅刻する側に非があります。
一言連絡を入れるだけです。
時間の見積もりが甘く、自分の時間管理に問題があった証拠です。
大幅な遅刻のときはもちろん、わずかな遅刻のときでも連絡したい。
大まかでもいいので、併せて到着時間の連絡もしておくことも欠かせません。
遅刻がはっきりしないなら「遅れるかもしれない」という一言だけでもかまいません。
連絡は、労力のかかることではなく、一瞬で済むことです。
たとえ1分の遅刻のときでも連絡を入れたい。
これが信頼関係です。
きちんと前もって連絡があれば、遅刻をしても信頼関係が崩れることはありません。
わずかな遅刻でも、きちんと連絡を入れれば、相手を不快感も小さくなります。
遅刻の連絡をすることも、相手を大切にすることの1つです。