恋愛に完璧主義を持ち込まないことです。
完璧主義者であれば、デートも愛情表現も大切な記念日も「100点」を目指そうとするでしょう。
完璧な計画を立て、完璧なプレゼントを用意して、完璧な時間を過ごす。
完璧に計画を進め、1つのミスも失敗も許さない。
好きな人であればあるほど「こうしてほしい」「こうあってほしい」という願望も出てきます。
理想が高くなってつい力が入ってしまい、100点満点の完璧を実現したくなるものです。
しかし、もともと人間は不完全な生き物です。
不完全な人間が完璧を演じるのは無理があります。
2人の関係に完璧主義を持ち込むことほど疲れることはありません。
ミスや失敗が許されなくなり、2人の関係がぴりぴりします。
少しでも思いどおりにいかないと、すぐ感情が不安定になって、いらいらしてしまいます。
2人の関係を深めるどころか、不和につながってしまうでしょう。
いつも緊張することになって落ち着けません。
ストレスの連続となり、疲れやすくなります。
素の自分を見せることができなくなり、リラックスした関係でいられなくなります。
一緒にいるのが疲れてしまい、気軽に会えなくなってしまいます。
完璧主義は破局の原因になります。
恋愛に完璧主義を持ち込んだら、破局は時間の問題です。
完璧主義者はパートナーに完璧を押し付けてしまいがちなので注意してください。
心当たりがあるカップルは、今すぐ改善しましょう。
恋愛では「気軽さ」が重要です。
計画どおりに行かなくてもいい。
ミスや失敗があってもいい。
許容範囲を広げるようにしてください。
おすすめしたいのは「60点主義」です。
思い出してください。
世の中にある試験の多くは、60点が合格ラインです。
恋愛も、60点以上ならOKと考えればいいのです。
60点主義になれば、肩の力が抜け、気楽な気持ちでいられるでしょう。
ハードルを下げることで、心にも余裕も生まれます。
思いどおりにいかないことがあっても、4割までなら問題ありません。
「失敗してはいけない」「間違ってはいけない」ではなく「失敗してもいい」「間違ってもいい」と考えましょう。
恋愛は60点を達成できれば十分なのです。