旅先で誰かに写真撮影を手伝ってもらいたいときがあります。
シャッタータイマーを使おうにも、カメラを立てるようなところがなくて困ることがあるでしょう。
自撮り棒があったとしても限界があります。
少し引いたアングルなら自分一人でも取れますが、限界もあります。
背景と全身を含めた、見栄えの良い写真となると、やはり誰かに写真撮影を手伝ってもらうのが一番です。
こんなとき、近場にいる人に「写真を撮ってもらえますか」と声をかけます。
ほとんどの場合「いいですよ」と返事してもらえ、きれいに写真を撮ってもらえるはずです。
さて、このとき心がけたいマナーがあります。
写真撮影を手伝ってもらった後「ありがとうございます」とそのまま終わらせないことです。
人に写真を撮ってもらったら「お撮りしましょうか」と声をかけるのがマナーです。
わざわざ撮ってもらったのですから、お礼としてこちらも相手の写真を撮ろうと声をかけましょう。
もちろん遠慮の返事が返ってくれば、そのままでいいのです。
「じゃあお願いしてもいいですか」と返事があれば、今度はあなたが相手の写真撮影に協力します。
これが「好意の交換」です。
人に写真撮影を協力してもらったら、今度はあなたが協力する番です。
お互いの親切が気持ちよく行き交うのです。