執筆者:水口貴博

大人の気遣いができる人になる30の方法

9

大人の場所には、子どもを連れていないのがマナー。

大人の場所には、子どもを連れていないのがマナー。 | 大人の気遣いができる人になる30の方法

大人の場所に子どもを連れて行くのは要注意です。

家族連れで飲食を楽しみたいとき、大人の場所が選択肢に入ることがあるでしょう。

たとえば、大人のカフェやレストランです。

大人の場所は店内が静かで薄暗く、上品な雰囲気が漂っているのが特徴です。

「お客なのだからいいだろう」「お金を払うのだからいいだろう」と思うかもしれませんが、独りよがりの考え方は要注意です。

お店やほかのお客さんのことも考えたい。

「迷惑がかかるかもしれない」という考えも必要です。

「未就学児はご遠慮ください」という張り紙があれば控えるのは当然ですが、張り紙がなくても控えるのが無難です。

大人の場所には「未就学児はご遠慮ください」という張り紙が張っていないことも多い。

大人の場所には子どもを連れて入店しないことが暗黙の了解になっていて、張り紙がないケースも多く見受けられます。

大人の雰囲気はデリケートです。

お店は、大人の雰囲気を出すためにお金と手間暇をかけています。

営業中も神経を使っていて、ウエイター・ウエイトレスは落ち着いた振る舞いを心がけています。

それ相応のトレーニングも受けています。

子どもが店内を走り回ったり大声を上げたりソファーでぴょんぴょん跳ねたりすると、大人の雰囲気はすぐ壊れます。

たった1人の子どもで台無しなのです。

子どもも悪気があって騒いでいるわけではありません。

子どもは元気にはしゃぐのが仕事です。

「静かにしなさい!」と叱っても、すんなり言うことを聞いてくれるとは限りません。

ぐずって泣き始め、ますます大人の雰囲気が壊れます。

雰囲気が壊れてからお店から出ても遅いのです。

子どもを連れて入店したくても「お店やほかのお客さんの迷惑になるかもしれない」という懸念があれば、控えておくのが無難です。

店内の雰囲気がわからなくて判断が難しい場合、電話で問い合わせたり店員さんに声をかけたりして確認するといいでしょう。

大人だからこそ、大人の気遣いを心がけたい。

お客さんの立場であっても、大人の場所には子どもを連れていないのがマナーです。

大人の気遣いができる人になる方法(9)
  • 大人の場所には、子どもを連れて行きたくても控える。
だるいからといって、ごみをごみ箱に投げてはいけない。

大人の気遣いができる人になる30の方法

  1. 「今話しかけても大丈夫かな」と考えることが、大人の気遣い。
  2. 相手の荷物になるプレゼントは、もはやダンベルと同じ。
    プレゼントが上手な人は、相手の荷物にならないか考える。
  3. フォローが下手な人は、話が否定で終了する。
    フォローが上手な人は、否定の後に代替案を提示する。
  4. 人が何かを楽しんでいるとき、わざわざ否定することを言わない。
  5. 傘の巻き方に、その人の品性が現れる。
  6. 町なかで有名人を見かけても、安易に声をかけない。
    プライベートを尊重して、声をかけないのが粋なマナー。
  7. ため息をつく人を悪く言ってはいけない。
    優しくいたわる人になろう。
  8. 痛いところを突かれて逆ギレすることほど、かっこ悪い姿はない。
  9. 大人の場所には、子どもを連れていないのがマナー。
  10. だるいからといって、ごみをごみ箱に投げてはいけない。
  11. 「3分だけよろしいでしょうか」と話しかけて、長話になるのはマナー違反。
  12. 違和感に気づけることがセンス。
    素晴らしい感性がある証拠。
  13. 窓の外をぼんやり眺めている人にも「話しかけて大丈夫かな」という気遣いは必要。
  14. 頑張っている人に「頑張れ」と声をかけてはいけない。
  15. 直接相手に協力できなくても、話を聞くくらいならできるはずだ。
  16. ハイヒールを履いてみると、女性の気持ちが理解できる。
    もっと女性に優しくなれる。
  17. ネガティブな話題で雰囲気が暗くなったときは「話題を変えましょう」の一言が役立つ。
  18. 当事者意識のない人は、理解のない言葉を発する。
    当事者意識のある人は、理解のある言葉を発する。
  19. 配慮の一言があれば、相手の話を遮っても失礼にならない。
    「話の腰を折るようですみません」と言えばいいだけ。
  20. 同じところで何枚も写真を撮らない。
    限度を超えると、品位を損なう。
  21. 「言わなくてもわかる」と考える人ほど、ぼける。
    言わなくてもわかることであってもきちんと口に出して伝える人は、ぼけない。
  22. 写真を撮ってもらったら「お撮りしましょうか」と声をかけるのがマナー。
  23. 「お撮りしましょうか」という気遣いを断るとき、大切にしたいマナー。
  24. 結論から話す癖をつけるだけで、伝え方のスキルが劇的に向上する。
  25. 何でもかんでも「やばい」という言葉で済ませていないか。
  26. 久々に友人と会ったとき「太った?」と言ってはいけない。
  27. うっかり相手の話の腰を折ってしまったら、すぐ元の話題に戻す。
  28. 話が長くなりそうなときは、配慮の一言を添える。
    「話が長くなってもいいですか」
  29. サインに自分の名前を添えてもらいたいときのマナーとは。
  30. 「それ何の役に立つの?」という質問はデリケート。

同じカテゴリーの作品

2:53

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION