調子が悪いとき、自分を責めていませんか。
「調子が悪い=悪いこと」を考えていませんか。
たしかに調子は、悪いより良いほうがいい。
仕事も勉強もスポーツも、調子がいいほうがスピードも集中力も生まれ、スムーズに進みます。
頑張り屋のあなたであれば、できるだけ調子がよい状態を目指していることでしょう。
そこに疑いの余地はありません。
だからといって、調子が悪い自分を否定する必要はありません。
深く悩む必要もなし。
そもそも常に調子がいい状態はないからです。
調子のいい状態は24時間365日続いてほしいものですが、現実的ではありません。
思い出してください。
プロのスポーツ選手ですら調子の悪いときがあります。
試合後のインタビューで「今日は調子が悪かった」と答えるシーンを見かけたことがあるのではないでしょうか。
プロであっても体調管理に苦しめられることがあります。
プロですから調子が悪くなることがあるのですから、普通の人であれば日常的にあって当然です。
調子が悪くならないように注意はできますが、絶対の方法はありません。
不眠に悩まされる人は少なくありません。
寝たくてもスムーズに寝られず、睡眠不足になってしまうこともあります。
なぜか思うようにはかどらないこともあります。
雨の日であれば、気圧の影響を受けることもある。
女性であれば、月経や更年期の影響を受けることもあるでしょう。
たまたま条件やタイミングが悪いこともあるでしょう。
けがも病気もしていないのに、うまくパフォーマンスを発揮できないこともあります。
不定愁訴は誰もが経験することです。
それは普通のことです。
調子が悪いからといって自分を責めないでください。
くよくよすることも落ち込むこともありません。
調子が悪いときがあるのは人間らしいこと。
「こういうときもあるよね」でいいのです。
調子が悪いときは、できる範囲で取り組みましょう。
調子が悪いなりにベストを尽くせば十分です。
天の神様も「前向きに頑張っているね」と褒めてくれます。
調子が悪いときもあっていい。
不調の自分も肯定して受け入れてください。
調子が悪いときも、あなたの一面です。
調子が悪いときのあなたも素晴らしいのです。