人生を変えたいなら「スローガン」を掲げましょう。
スローガンとは、主張や行動目標を短くまとめた言葉のことをいいます。
学校の掲示板や会社のホワイトボードで、スローガンを見かけることがあるでしょう。
スローガンと聞いて、眉間にしわを寄せていませんか。
「真面目」「堅苦しい」といった印象を持つ人も多いでしょう。
スローガンといえば、生真面目な人がするものという印象を持つ人もいるかもしれません。
「スローガンなんてダサい」とばかにする人もいるでしょう。
「スローガンなんて意味がない」と疑う人もいるかもしれません。
しかし、スローガンの有効性を疑問に思っているなら大きな誤解です。
スローガンの力を侮ってはいけません。
スローガンには、私たちの行動を変える力があります。
スローガンを掲げましょう。
あなたの主張や行動目標を短い一言でまとめるだけです。
「こんなことに意味があるの?」と疑問に思うかもしれませんが、騙されたと思って取り組んでみてください。
スローガンが決まったら、きちんと紙に書いてください。
筆やマジックを使って、できるだけ太字で大きめに書くのがポイントです。
書き終われば、部屋の壁やデスクマットの下など、目立つ場所に貼っておきましょう。
スローガンの紙が目立つ場所にあると、毎日視界に入るので自然と意識するようになります。
スローガンの一言を見るたびに「そうだ、これを心がけていたね」と思い出せます。
見るだけでも読んだことになり、だんだん目に焼き付いて潜在意識に刻まれていきます。
結果として、無意識に行動できるようになります。
スローガンとはいえ、かっこいい言葉・センスのある言葉である必要はありません。
平易な言葉でいいのです。
平易な言葉のほうが頭にすっと入ってくるので効果的です。
「常に笑顔を大切にする」
「人と会ったら、きちんと挨拶をする」
「人として正しい生き方をする」
「正直に生きる」
「小さな約束を大切にする」
「迷ったら難しいほうを選ぶ」
「とにかく動け!」
もちろんスローガンがあるからといって、そのとおりに行動できるとは限りません。
うっかりして思いどおりにできないこともありますが、それでもあったほうがいい。
少なくともあったほうが意識が高まって行動しやすくなるのは間違いありません。
失うことは何もないのですから、やっておかなければ損です。
スローガンによって意識が変われば、行動が変わります。
行動が変われば、習慣が変わります。
習慣が変われば、人生が変わります。
スローガンには、人生を変える力があるのです。