執筆者:水口貴博

童心に返る30の方法

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子どものころに読んだ童話や昔話を読み返してみよう。そこに含まれる教訓や含蓄に気づこう。

子どものころに読んだ童話や昔話を読み返してみよう。そこに含まれる教訓や含蓄に気づこう。 | 童心に返る30の方法

子どものころに読んだ童話や昔話を読み返してみましょう。

桃太郎、竹取物語、一寸法師、ウサギとカメ、鶴の恩返し、花咲かじいさん、わらしべ長者、舌切りスズメ。

白雪姫、シンデレラ、赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、アリとキリギリス、3匹の子豚、ブレーメンの音楽隊。

「懐かしいなあ」

「そういえばこんな内容だったね」

「子どものころは、桃太郎に憧れていたよね」

目を輝かせながら面白い物語に魅せられていた自分を思い出すに違いありません。

懐かしい感じがあって、童心に返ったり初心を思い出したりできます。

しかし、得られることはそれだけではありません。

子どものころは「楽しい」「面白い」としか感じなかった昔話も、大人になって読み返すと違った印象を受けることがあります。

年齢を重ねるにつれて、知識や人生経験が積み重なり、大きく成長します。

その結果、子どものときとは違った印象を受けたり、新しい気づきがあったりして楽しめるのです。

童話や昔話は、別の意味が含まれていることがある

童話や昔話は、表向きの物語だけでなく、別の意味が含まれていることがあります。

たとえば、桃太郎です。

子どものころは「桃太郎は勇気があって強い人。イヌ、サル、キジと力を合わせて鬼を退治した」くらいにしか思いませんでした。

大人になってもう一度見ると、新たな発見に気づかされます。

違った桃太郎は「適材適所の達人」であり「優秀なリーダー」であることに気づかされるでしょう。

竹取物語についても違った見方ができるかもしれません。

子どものころに受けた物語の印象はシンプルでした。

「竹から生まれたかぐや姫は、最後、月に帰っていった」という受け止め方で終わることがほとんどです。

ところが大人になってあらためて読み返すと、別の視点に気づかされることがあります。

「かぐや姫は、月に帰ったのではなく、自害してあの世に戻ったのではないか」という死の隠喩である可能性もあるでしょう。

さらに別の視点として「そもそもかぐや姫は宇宙人だったのではないか」という解釈もできるはずです。

正解・不正解は別にして、新しい見方や考え方に気づくことは少なくありません。

昔話が長年語り継がれているのは、そこに「深い意味」が隠されているからです。

昔話は、大人こそ読み返してみる価値がある

別の視点で見ることで、別の意味や新しい解釈ができることがあります。

「こういう見方もできるな」

「こんな意味も含まれているかもしれない」

「実は隠喩を表現しているのではないか」

昔話に含まれる教訓や含蓄に気づくことで、昔話をもっと楽しめるようになります。

昔話は、子どもだけが読むものではありません。

大人になった今こそ、読み返してみる価値があるのです。

童心に返る方法(17)
  • 童話や昔話を読み返して、そこに含まれる教訓や含蓄に気づく
絵本の読み聞かせは、自分のためにしてもいい。

童心に返る30の方法

  1. 童心に返るためには、見栄・体裁・損得勘定を捨てること。
  2. まず童心に返ることができると信じる。
  3. 意識的に疑問を持つことから始めよう。
    少しでも疑問が湧いたら、意識的に大きく膨らませる。
  4. 恥や体裁を気にせず、積極的な質問を心がけよう。
    ただし、まず自分で調べる努力が欠かせない。
  5. 遊ぶときは、目の前のことに集中すること。
  6. 新しいことにチャレンジしてみよう。
    驚き・発見・感動は、童心に返るカンフル剤。
  7. 遊園地は、童心に返る場所。
    立場や年齢を忘れ、思いきり遊ぼう。
  8. 動物園や水族館は、童心に返れる癒しスポット。
    たくさんの動物と出会ってたっぷり楽しもう。
  9. 子どものころ夢中になっていた遊びを、久しぶりに楽しんでみる。
  10. おもちゃ売り場を歩くだけで、童心が刺激される。
    気に入ったおもちゃがあれば、自分のために買ってみるのもよし。
  11. ガチャガチャは、童心に返るためにある。
  12. 子どもと水遊びを楽しむ。
    童心や初心を思い出させてくれるひとときとなる。
  13. 幼い子どもと、ままごとをしてみよう。
    大切なことに気づかされるだろう。
  14. 昔の写真を見て、芋づる式に当時の出来事を思い出していこう。
  15. 昔懐かしの駄菓子を買って、童心に返ってみる。
  16. 子ども向けのアニメを見て、童心に返ろう。
    大人になった今だからこそ、見る価値がある。
  17. 子どものころに読んだ童話や昔話を読み返してみよう。
    そこに含まれる教訓や含蓄に気づこう。
  18. 絵本の読み聞かせは、自分のためにしてもいい。
  19. 愛らしいパッケージのお菓子を買って、おいしく味わう。
    おしゃれな箱をそのまま使うのもよし。
  20. 学生時代に書いた作文や卒業文集を読む。
    新しい気づきが得られたり、客観的に自分を振り返ったりできる。
  21. 余裕が出るから笑顔になるのではない。
    笑顔になるから余裕が出る。
  22. 霜柱を踏みつぶして遊ぶ。
    天然のおもちゃは、寒い冬からのプレゼント。
  23. ゲームセンターで1,000円分だけ遊んでみる。
    童心に返って本気で楽しもう。
  24. 雪だるまを作ってたっぷり遊ぼう。
    過去最高サイズにチャレンジしてみるのもよし。
  25. パラパラ漫画が描いてみよう。
    遊び心を爆発させるほど、気晴らしになる。
  26. お祭りの日に露店巡りを楽しもう。
    露店グルメ・露店ゲームを楽しむのも素晴らしい。
  27. 縁日に行って、子どもに交じってゲームを楽しむ。
    隣の子どもをライバルにして遊ぶのもよし。
  28. 季節外れのクリスマスツリーを楽しんでみる。
    1年中飾ってみるのも悪くない。
  29. 季節外れのスイカ割りを楽しんでみる。
    友人とスイカ割りゲームを楽しんでみるのもよし。
  30. オムレツ・オムライスは、絵を描いて食べるもの。
    上手に描けたら、写真を撮って、ブログやSNSにアップしよう。

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