執筆者:水口貴博

スピード出世する30の方法

2

少々雑であってもいいから、仕事の処理スピードを上げろ。

少々雑であってもいいから、仕事の処理スピードを上げろ。 | スピード出世する30の方法

出世を目指すなら、仕事のスピードアップを目指しましょう。

すなわち「仕事の処理スピードを上げる」ということです。

仕事の処理スピードは速ければ速いほどよい。

処理スピードが速くなればなるほど、短時間で多くの仕事をこなせます。

少々雑であってもいいので、仕事の処理スピードを1分1秒でも上げることを意識してください。

スピードは正義です。

遅くて困ることはあっても速くて困ることはありません。

仕事の処理スピードは、速ければ速いほど高い評価につながります。

同じ仕事であっても、仕事の遅い人より速い人のほうが優秀に映ります。

現代はスピード社会ですから、ますますスピードの必要性・重要性が高まっています。

時間の評価は、主観が入らないため安定する

なぜスピードを意識することが大切なのか。

一番の理由は、短時間で多くの仕事を処理できることですが、それだけではありません。

スピードは、主観が入らないからです。

私たちが仕事をするとき「質」を意識することが多いのではないでしょうか。

できるだけ完成度の高い仕事に仕上げようと思うはずです。

もちろん質は大事ですが、ここにちょっとした落とし穴があります。

質の評価は「主観」が入るため、人によってばらつきます。

たとえば、企画書を作る仕事があるとします。

あなたが発案した企画は、人によって評価が異なるでしょう。

ある人は「よい企画だ」と高く評価するかもしれませんが、別の人は「平凡な企画だ」と低く評価するかもしれません。

価値観は人によって異なるため、質の評価も人によって異なるのです。

一方、時間は違います。

時間は「主観」が入りません。

たとえば、1時間で企画書を仕上げたなら、誰にとっても1時間です。

あなたが1時間で企画書を仕上げれば、誰からも1時間であり「もう仕上げたの!」と驚かれるでしょう。

企画書の中身は平凡であっても、速い仕事を印象づけることができます。

時間は主観が入らないため、スピードが速くなるに比例して評価も高くなります。

そのため質よりスピードで勝負するほうが、人に関係なく安定した評価を得やすくなるのです。

平凡な雑用であっても、スピードアップの余地がある

1分1秒でも、処理スピードのアップを心がけてください。

段取りを工夫したり便利なツールを使ったり自動化を取り入れたりなど、できることがあるはずです。

1秒の時短が60回繰り返されれば1分となり、1分の時短が60回繰り返されれば1時間です。

パソコンを使う仕事なら、ショートカットの習得が有効です。

全選択・コピー・ペーストなどの操作は、マウスではなくキーボードで行いましょう。

マウスよりキーボードのほうが楽に素早く操作でき、処理スピードのアップにつながります。

ショートカット1回分の時短効果は小さくても、積み重なると大きな差となります。

コピー機による印刷のようにスピードが固定されていることでも、知恵と工夫によってスピードアップを図ることが可能です。

たとえば、逆ページからコピーしていけば、仕上がったとき、ページが昇順に整います。

後からページ順を整える作業を省略できるため、結果としてスピードアップにつながります。

平凡な雑用であっても、スピードアップの余地があるのです。

スピードアップのコツを見つけることも、仕事の楽しみの1つ

どんな仕事であっても、「もっと速く仕上げられないか」と考えてください。

どんな仕事でも必ずスピードアップのコツがあります。

スピードアップのコツを見つけることも、仕事の楽しみの1つです。

レスポンスは早いほうがプラスに働くように、仕事の処理スピードも速いほうがプラスに働きます。

仕事は多少雑であってもいいので、処理スピードの向上を心がけてください。

仕事の処理スピードが速くなれば、スピード出世を果たせるでしょう。

スピード出世する方法(2)
  • 少々雑であってもいいので、仕事の処理スピードを上げる。
電話やメールのレスポンスを早くすると、出世も早くなる。

スピード出世する30の方法

  1. スピード出世には「かわいげ」が必要。
  2. 少々雑であってもいいから、仕事の処理スピードを上げろ。
  3. 電話やメールのレスポンスを早くすると、出世も早くなる。
  4. 出世したいなら「聞き上手」に徹するのが吉。
  5. 精神論は、出世の落とし穴。
    方法論は、出世に続く階段。
  6. ポジティブ思考は、出世に欠かせない要素。
  7. 第一印象に力を入れすぎる人は、仕事ができない。
  8. マニュアルも、一種の芸術作品。
    重く受け止めじっくり読む人が、スピード出世を果たす。
  9. 上司より30分早く出社する人が、スピード出世する。
  10. コミュニケーションスキルの高い人ほど、出世が有利になる
  11. ストレス解消法の習得は、出世の条件の1つ。
  12. 無責任な人は、出世できない。
    責任感のある人が、出世する。
  13. 感謝の手間を省くと、スピードダウンになる。
    感謝の手間をかけると、スピードアップになる。
  14. しっかり体を鍛えておこう。
    病気やストレスに強い人は、出世にも強い。
  15. 自らの行動を振り返り、改善できる人が、出世する。
  16. 出世ができる人は、行動力がある。
  17. 「出世した自分」をイメージしよう。
    ポジティブなイメージは、未来を切り開く力となる。
  18. 打ち合わせは、時間どおりに終われば十分というわけではない。
    終了時間前に終わらせよう。
  19. 「負けを認めないかぎり負けではない」というフレーズには要注意。
  20. スピード出世をする人は、積極的に議事録係を引き受ける。
  21. 上司の視点で仕事をする人が、スピード出世する。
  22. スピード出世する人には「チャレンジ精神」がある。
  23. 覚えなければいけない仕事は、寝る前にするとスムーズ。
  24. 上司は出世を果たした成功者。
    上司を見れば、出世に必要な条件も見えてくる。
  25. こびを全否定してはいけない。
    「よいこび」と「悪いこび」の2つがある。
  26. 「給料が少ない」と文句を言う人は出世できない。
    「給料をもらいすぎ」と感謝する人が出世する。
  27. ライバルの仕事を妨害することほど、見苦しいことはない。
  28. 仕事の癖は、滑稽に思うものではなく、誇りに思うもの。
  29. 体を動かすことの少ないデスクワーカーであっても、アスリートの意識は必要。
  30. 正義感の強さは、出世の足かせになることもある。

同じカテゴリーの作品

5:17

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION