あなたが好きで取り組んでいることを思い出してください。
それは「損得」を考えることでしょうか。
損得を考えないで取り組んでいるなら、おめでとうございます。
それは、正真正銘、好きなことです。
あなたにとってかけがえない価値がります。
どんどん楽しんで、もっと奥を深めていき、さらに磨き上げていきましょう。
それはあなたの人生に豊かさをもたらすものとなるでしょう。
一方、もし損得を考えているなら要注意です。
それは好きなことではない可能性があります。
本当に好きなことは、損得を考えないものだからです。
損得で考えてしまうのは好きなことではありません。
本当に好きなことなら、対価やメリットに関係なく、とにかくやろうとします。
あるのは、ひたすらまっすぐな気持ちだけです。
「好きで好きでたまらない」しかありません。
損得を考えないことは、本当に好きなことです。
本当に好きなことなら、損や苦労があってもやりたがろうとします。
「損や苦労は関係なく、とにかくそれを楽しみたい」と思うもの。
大好きなことであれば、それと接するだけで幸せなので、損や苦労があってもささいなことに思えるのです。
損得を考えないことが、本当に好きなことです。
大好きであればあるほど、損得はスルーされます。
逆に言うと、損得を考えているなら、それは好きなことではないということです。
「役立つからやる。役立たないならやらない」
「お金になるからやる。お金にならないならやらない」
「メリットがあるからやる。メリットがないならやらない」
損と得をてんびんに掛けるようなことをしているなら、残念ですが、好きなことではない可能性が高い。
周りに流されているだけかもしれません。
勘違いを起こしているだけかもしれません。
「好きなことだ」と無理やり自分に言い聞かせているだけかもしれません。
損得を考えるということは、本当に好きなことではありません。
いま一度、自分の心に問いかけてみてください。
損得を考えるかどうかで、自分の本心に気づけます。
本気なのか、建前なのか。
本当に好きなことであるかどうかは、将来に関わるポイントです。
きちんと好きなことを見定めて、自分の未来やキャリアに生かしていきましょう。