あなたの1日を振り返ってみましょう。
時間を忘れて夢中になる時間がありますか。
もしあるなら、おめでとうございます。
あなたはすでに幸せです。
精神的に充実していて、満ち足りた時間を送っていることでしょう。
上手にストレスが発散できているでしょう。
「時間を忘れて夢中になっている時間=幸せな時間」だからです。
時間を忘れて夢中になっている場面を思い出してみてください。
時間を忘れて夢中になっているときは、幸せな時間でもあるはずです。
自分では幸せな時間を作っているつもりはなくても、結果としてそうなっているでしょう。
面白いことに、そのときは幸せを感じません。
幸せの中にいれば、そのとき幸せを感じそうですが、そうではありません。
目の前のことに集中しているため、幸せを感じる暇がありません。
時間を忘れているくらいですから、必死だったり一生懸命だったりします。
不安やストレスを感じていることも少なくありません。
しかし、そのとき幸せを感じていなくても、幸せな時間であることは間違いありません。
後から余裕ができて振り返ったとき「そういえば幸せな時間だったな」と気づきます。
後になってしみじみして、幸せをかみしめます。
実際のタイミングと実感するタイミングにずれがあるのです。
時間を忘れて夢中になる時間を作っていきましょう。
「これをすると、つい時間を忘れて夢中になっちゃうよね」ということがあるはずです。
ただそれに取り組めばいいのです。
仕事でも読書でも映画鑑賞でもいい。
ジャンルやスタイルにとらわれる必要はありません。
上手にできる必要はなく、下手でも不器用でもいいのです。
願わくは、1日に1回はそれに触れてください。
短い時間であってもいいので、時間を忘れて夢中になる時間を作りましょう。
そのときは幸せを感じていなくてかまいません。
幸せを感じていなくても、幸せな時間であるのは間違いありません。
時間を忘れて夢中になる時間を作ることは、幸せな時間を作ることになります。
時間を忘れて夢中になる時間を増やせば、幸せな時間も増やすことになります。
実感としては「あっという間」ですが、濃厚な時間であるのは間違いありません。
後から振り返ったとき「そういえば幸せなときだったな」と気づきます。
人生を濃く生きることになるのです。