「思い出」と聞いて、あなたはどんなイメージをしますか。
「思い出」という響きのためでしょうか。
スケールが大きくて印象的な出来事を思い浮かべがちです。
運動会の思い出、文化祭の思い出、引っ越しの思い出、デートの思い出、受験の思い出。
どれもスケールが大きくて印象的な出来事です。
恋のような甘酸っぱい出来事も振り返れば思い出でしょう。
つらくて苦しい出来事も、時間が経てばばいい思い出に変わっているものです。
もちろんこれらも思い出の1つですが、思い出と見なす基準は低くていいのです。
むしろ低くするべきです。
思い出と見なす基準を低くすれば、あれもこれもヒットして、人生を思い出で満たせます。
そこで注目したいのは「出会い」です。
あなたはあるとき「いい出会い」をするでしょう。
あなたが「いいな」と思えば合格です。
いい出会いをしたなら、堂々と「思い出」と呼んでください。
スケールが大きくなくてもかまいません。
「思い出」と呼ぶほどではないように感じるかもしれませんが、誤解です。
いい出会いも、思い出の1つです。
スケールは関係ありません。
印象的であればいいのです。
印象的であれば、何でも思い出になります。
大きな出来事だけに注意が向いて、小さな出来事を無視していませんか。
いい出会いも思い出としてカウントしてください。
旅先での出会い。
街なかでの出会い。
趣味を通した出会い。
職場や学校での出会い。
それぞれ小さなことですが、印象的であれば、れっきとした思い出です。
よくある普通の出会いであっても、何らかの魅力を感じたなら、いい思い出として心にしまいましょう。
もっと思い出を増やしていきましょう。
一つ一つの出会いに感謝しましょう。
「いい出会いに恵まれました。ありがとうございます」と。
いい出会いに着目することで、思い出の数が増えます。
思い出が増えるにつれて、日常生活が明るく感じてきます。
思い出とは、いわば心の宝物です。
いい出会いも思い出としてカウントすることで、心の宝物が増えることになります。
心の宝物は多ければ多いほどいい。
人生が明るくなり、幸福感も高まります。
素晴らしい出会いができれば、大喜びしてください。
素晴らしい出会いに勝る思い出はありません。
あなたの心に残り続け、生きる力を生み出す源になるのです。