初対面では虚勢を張らないことです。
虚勢とは、実力も実績もないのに、うわべだけの威勢を示して、強がることをいいます。
虚勢を張れば、自分を大きく見せることができます。
「少しでも自分を立派に見せたい」
「自分を大きく見せればモテるだろう」
「少しでも自分を大きく見せて、驚かれたい、尊敬されたい」
そうした気持ちは誰でもあるものですが、思うだけにしておくのが賢明です。
実際に虚勢を張るのはやめておくほうがいいでしょう。
虚勢は、遅かれ早かれ、見抜かれるからです。
最初は虚勢を張ってうまく振る舞えても、それをずっと続けるのは大変です。
虚勢は虚勢です。
虚勢は、遅かれ早かればれるものです。
いつか油断して、本性が出ます。
虚勢を張ると、どこかに不自然な様子が出ます。
態度・表情・言葉遣いに不自然な様子が出てきて、違和感として伝わります。
「この人は自分を大きく見せようとしているのだな」と思われたら終わりです。
かっこよく見えるどころか、痛々しく見えてしまいます。
評価が上がるどころか、下がってしまいます。
虚勢を張っていると「この人は弱い人なのだね。自分に自信がないのだね」と思われます。
虚勢を張るのは弱い人がすることです。
初対面で虚勢を張ると、かえって小粒に見られるのがオチです。
虚勢を張るのではありません。
等身大の自分を見せていくのです。
実力もないのに、偉ぶったり強がったりしないことです。
もちろん卑屈になる必要もありません。
等身大の自分を見せることができれば、それでよしとすることです。
等身大の自分を見せた結果、相手から嫌われたら、それでいいのです。
いずれ切れる関係だったのですから、早く結果がわかってよかったのです。
長期的に考えて、等身大の自分を見せることが最も素晴らしい出会いを実現します。
等身大になるからこそ、本来の相性もわかります。
合う人とは合いますが、合わない人とは合いません。
付き合うべき人がはっきりわかるので、とても楽です。
等身大の自分を見せるなら、自然体で振る舞うだけでいいので楽です。
お互いにとってストレスがありません。
ありのままの自分を見せるから、相手もあなたのことを理解します。
等身大の自分を見せた結果、仲良くなった人とは、長続きします。