答えられなかった質問の答えを、別の質問に移ってから、思い出すことがあります。
「言いたいことを思い出した。今さら言うのは不自然になるのではないか。どうしよう」
面接中は緊張しているため、事前に考えていた内容でも、本番で言い忘れることがあります。
さて、この場合どうすればいいでしょうか。
採用に影響しないほど、ささいな内容なら、ほうっておくのもいいでしょう。
しかし「重要な内容だからどうしても言っておきたい」と思うなら、やはりほうっておくのはよくありません。
言い逃したまま不採用になれば、心残りになるでしょう。
このとき、次の一言を言って、面接官の許可を得ましょう。
「すみません。先ほどの○○の件で思い出した内容があるのですが、ここで申し上げてよろしいでしょうか」
面接官が「いいですよ」と許可すれば、話し始めても大丈夫です。
言い忘れたことを思い出したときに、使える一言です。
ただし、面接中に何度も繰り返すと、会話の流れが悪くなるため、多くても3回までにしておくのがいいでしょう。