執筆者:水口貴博

就職面接の30の基本マナー

28

答えられなかった質問の答えを、後で思い出したときの対応。

答えられなかった質問の答えを、後で思い出したときの対応。 | 就職面接の30の基本マナー

答えられなかった質問の答えを、別の質問に移ってから、思い出すことがあります。

「言いたいことを思い出した。今さら言うのは不自然になるのではないか。どうしよう」

面接中は緊張しているため、事前に考えていた内容でも、本番で言い忘れることがあります。

さて、この場合どうすればいいでしょうか。

採用に影響しないほど、ささいな内容なら、ほうっておくのもいいでしょう。

しかし「重要な内容だからどうしても言っておきたい」と思うなら、やはりほうっておくのはよくありません。

言い逃したまま不採用になれば、心残りになるでしょう。

このとき、次の一言を言って、面接官の許可を得ましょう。

「すみません。先ほどの○○の件で思い出した内容があるのですが、ここで申し上げてよろしいでしょうか」

面接官が「いいですよ」と許可すれば、話し始めても大丈夫です。

言い忘れたことを思い出したときに、使える一言です。

ただし、面接中に何度も繰り返すと、会話の流れが悪くなるため、多くても3回までにしておくのがいいでしょう。

就職面接の基本マナー(28)
  • 言い忘れたことを思い出せば、許可をもらってから、言う。
緊張のせいで、質問内容を忘れたとき。

就職面接の30の基本マナー

  1. なぜ面接が行われるのか。
  2. 面接で欠かせない、メラビアンの法則。
  3. 面接で必ず聞かれる質問は3つ。
    自己紹介・自己PR・志望動機。
  4. 面接当日の流れ。
  5. 時間厳守で気をつけるのは、遅刻だけとは限らない。
  6. 面接の日程を変更するときのマナー。
  7. 面接時間に遅刻しそうなときのマナー。
  8. 提出書類を持参するときのマナー。
  9. 面接に持参したい、11の持ち物。__deleted__
  10. 緊張しすぎてはいけない。
    リラックスしすぎてもいけない。
  11. 上着やコートなどの、脱着タイミングのマナー。
  12. ドアのノックの正式なマナー。
  13. 入室後、椅子の左側に立つか、右側に立つか。
  14. 面接の勝負は、冒頭の一言。
  15. 面接は基本的に、正直であること。
  16. メモの必要はなくても、面接にメモ帳は持参。
  17. 入室マナーの10ステップ。
  18. 椅子に座って待っているときも、気を抜かない。
  19. 面接で、面接官のことは何と呼べばよいのか。
  20. せっかく封筒に入れた書類も、片手で渡すと台無し。
  21. 面接では、椅子の背にもたれない。
  22. 自信がなくても、笑顔を見せよう。
    面接官は、笑顔に弱い。
  23. 面接では、他社のロゴが入った文房具の使用に注意。
  24. 質問の適切な回答時間とは。
  25. 変わったことをして、面接官の注意を引く必要はない。
  26. どんなにうまく話せても、面接官の目を見なければ、台無し。
  27. 面接でやってはいけない、7つの立ち振る舞い。
  28. 答えられなかった質問の答えを、後で思い出したときの対応。
  29. 緊張のせいで、質問内容を忘れたとき。
  30. 退出マナーの7ステップ。

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