面接は基本的に、正直を心がけることです。
もちろんある程度の誇張は、許容範囲です。
社会人として表現を整えたり、オブラートに包んだりする話し方は、円滑な人間関係では必要です。
常識に従った誇張ならいいのですが、完全な嘘はよくありません。
ありもしない考えや、完全に偽りの経験などを主張するのはよくありません。
嘘をつくと、その嘘を繕うための嘘が必要です。
だんだん話がこじれて、会話が不自然になります。
その不自然さを、面接官はすぐ察知します。
不自然にきれいすぎる回答は、鳥肌が立ち「どうせ嘘だろう」「暗記した回答なのだろう」と見抜きます。
そして怖いのは、面接官からの反撃です。
面接官も人間です。
応募者の態度が悪ければ、面接官も、態度が悪くなります。
ごまかした回答をすれば、面接官も、回答をごまかしてきます。
面接官を騙そうとすれば、面接官も、応募者を騙そうとしてくるでしょう。
面接の雰囲気が悪くなり、悲惨な結果で終わるのです。
面接官は、企業に貢献する人物であるかを、公平な視点から確認しようとします。
そこに、でたらめや嘘があってはなりません。
面接は基本的に、正直であることが大切なのです。