執筆者:水口貴博

騙されないで生きていくための30の方法

7

騙されないためには「冷静」が不可欠。感情的になっているときは、重要な決断をしない。

騙されないためには「冷静」が不可欠。感情的になっているときは、重要な決断をしない。 | 騙されないで生きていくための30の方法

感情的になっているときは注意してください。

感情的になっているときは、騙されやすいタイミングでもあるからです。

人間は感情の生き物です。

時には感情的になることもあります。

どんなときでも冷静でいられれば理想的ですが、実際にはなかなか難しいものです。

思いどおりにいかず、怒りや興奮を感じて落ち着きを失うことがあります。

大切なのは、感情的になったときどうするかです。

感情的になっているときは自分でないとき

感情的になっているときは、理性と自制心を失っています。

つまり「自分が自分でないとき」です。

感情的になっているとき、重要な決断をしないことです。

感情が乱れていると、なかなか冷静な思考ができず、正しい判断ができません。

判断力や思考力が低下していると、誰でも見抜けるような簡単な詐欺に引っかかります。

感情的になっているとき、無理に重要な決断をすると、後から悔やむことになるでしょう。

「どうしてあんなことをしてしまったのだろう」と自分を責めることになります。

焦るとろくなことになりません。

「感情的になっているときは、重要な決断をしない」というルールを決めておくのが得策です。

感情的になっているなら、気持ちが落ち着くまで時間を置く

感情的になっているなら、まず気持ちが落ち着く時間を作りましょう。

数時間でも数日でもかまいません。

「今すぐ決断しないといけない」と思う必要もありません。

一定の時間を置いて、冷静になるまで待つことです。

変にかっこつけて急いで決断しないことです。

制限時間が設けられているなら、ぎりぎりまで猶予することです。

時間が経つにつれて、気持ちが落ち着いてきます。

特に重要な決断であればあるほど、冷静が重要です。

たとえば、大きな買い物をするとき、大きな契約を結ぶときです。

重要な決断は、気持ちが落ち着くまで先送りするのが得策です。

普段からそういう習慣をつけておくことです。

女性の場合、生理もある

女性の場合、生理もあります。

生理前後はホルモンバランスが変わる影響で、情緒が不安定になりがちです。

そういうときも無理は禁物です。

重要な決断は、生理が過ぎて心身が落ち着くまで、先送りするのが賢明です。

騙されない人になるためには「冷静」が欠かせない

気持ちが落ち着いていれば、冷静な思考で物事を判断できます。

怪しい話があっても「興味がありません」と一蹴できます。

冷静というだけで、詐欺を見抜ける力が強化します。

騙されないためには「冷静」が不可欠なのです。

騙されないで生きていくための方法(7)
  • 感情的になっているときは、重要な決断をせず、冷静になるまで先送りする。
「一発当ててやろう」と考えている人は、騙されやすくなる。

騙されないで生きていくための30の方法

  1. 騙されないための一番の基本。
    「おいしい話はない」と心得る。
  2. 「自分は絶対騙されない」という考え方を捨てる。
  3. 営業・セールス・勧誘は、まず疑いから入るのが得策。
  4. 「自分は大丈夫」と思う人は、被害者予備軍。
  5. 損をしたくない気持ちが強い人ほど、あっさり詐欺に引っかかる。
  6. 見栄っ張りは、騙されやすい。
  7. 騙されないためには「冷静」が不可欠。
    感情的になっているときは、重要な決断をしない。
  8. 「一発当ててやろう」と考えている人は、騙されやすくなる。
  9. 欲深い人は騙されやすい。
    お金に対する執着心は、金銭トラブルのもとになる。
  10. 「自分だけ得をしたい」と考えていないか。
    自己利益優先の人は、かえって騙されやすい。
  11. 契約内容を確認しないのは、トラブルを招くもと。
  12. 「ここだけの話」をする人は信用できない。
  13. 「稼ぎ方を教えます」の9割は、マルチ商法。
  14. 「おいしい話があります」と言ってくる人は、だいたい詐欺師。
  15. 自分が弱っているときは、高額の買い物をしない。
  16. 相手の不審な笑みを見逃すな。
    不審な笑みは、悪いことをたくらんでいる証拠。
  17. 旧友から久しぶりに連絡があって、お金が絡む話が出てきたときの対処。
  18. 不安をあおって売り込んでくる手法は、詐欺師の定番パターン。
  19. メリットだけ強調する商品には、何か裏がある。
  20. 偽物を見抜く目を養うには、普段から本物に触れておくことが役立つ。
  21. 営業トークをうのみにしない。
    小さなことでも自分で調べる癖をつけよう。
  22. セールスや勧誘の断り文句は「興味がありません」で十分。
  23. 限定に釣られない強さを身につける。
    大切なのは、欲しいかどうかより必要かどうか。
  24. 情報弱者は、詐欺師のカモになりやすい。
  25. 世の中に完全な元本保証はない。
  26. 大きな買い物をするときは、人に相談する癖をつける。
  27. どれだけ人の意見を聞いてもいい。
    ただし、最後は自分で決めること。
  28. 「お安くなります」という勧誘は、裏があると思っていい。
  29. 最新の詐欺情報には目を光らせておく。
  30. 万一トラブルに遭ったら、こそこそ隠さず、きちんと公表しておくのが賢明。

同じカテゴリーの作品

4:02

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION