「おいしい話があります」
そんなセリフを言ってくる人がいれば警戒してください。
「おいしい話があります」と言ってくる人は、だいたい詐欺師です。
「絶対儲かります」「必ず得をする」といった類いの話も同様です。
普通に考えれば、すぐわかります。
おいしい話があるなら、人に話すことはしません。
秘密にしておき、自分だけ得を得ようとするのが普通です。
おいしい話を人に話す時点で不自然であり、怪しさが100パーセントです。
そもそも「おいしい話があります」というフレーズそのものが下品です。
誠実な人であれば「おいしい話があります」といった卑しいフレーズは使いません。
なぜわざわざ人においしい話をするのか。
考えられる理由は1つしかありません。
あなたを騙そうとしているのです。
あなたを欺いて金品を騙し取ろうとしています。
経済的メリットがあれば、誰でも耳を傾けます。
甘いフレーズであなたの興味関心を引いて、うまく騙そうとしています。
相手が美男美女であろうと、立派なスーツを着ていようと、お金持ちそうな人であろうと、誘いを振り切ることです。
たとえ相手が立派な肩書の人であっても、騙されないことです。
肩書や経歴を偽っているだけかもしれません。
肩書や経歴は自己申告で簡単に偽れます。
詐欺師ですから、巧妙な手口で私たちにアプローチを仕掛けてきます。
私たちが想像もつかないような巧妙な手口を使ってくることも少なくありません。
「おいしい話がありますよ」と言ってくる人がいれば、無視してその場を立ち去りましょう。
「知名度のある会社の人が言うなら間違いないだろう」
そこが落とし穴です。
上場企業であろうと有名な会社であろうと、詐欺的な行為を働く可能性がゼロではありません。
ニュースを見ればよくわかります。
社会的立場があるにもかかわらず、詐欺行為で逮捕されるケースが後を絶ちません。
おいしい話をほいほい信じると、自分が損するだけで終わるとは限りません。
家族や友人を巻き込んで、周りの人に迷惑をかける可能性もあります。
トラブルに巻き込まれ、あなたまで悪に加担することにもなりかねません。
「おいしい話がありますよ」と言ってくる人がいれば、一目散に逃げてください。
「絶対儲かる」という話は、絶対儲かりません。
「必ず得をする」という話は、必ず損をします。
話を最後まで聞かず、途中で切り上げましょう。
おいしい話が向こうからやってくることはありません。
「おいしい話がありますよ」と言ってくる人を避けるだけで、騙されるリスクは激減します。