執筆者:水口貴博

騙されないで生きていくための30の方法

20

偽物を見抜く目を養うには、普段から本物に触れておくことが役立つ。

偽物を見抜く目を養うには、普段から本物に触れておくことが役立つ。 | 騙されないで生きていくための30の方法

偽物を見抜く目を養うには、どうすればいいのでしょうか。

難しく思えますが、意外に方法はシンプルです。

「普段から本物に触れておくこと」に尽きるのです。

本物には「本物らしさ」があります。

細部まで丁寧に仕上げられています。

重厚感と高級感があって、品格も格式も高い。

手抜きがなく、中途半端なところがありません。

細かいところまで丁寧で緻密です。

本格的であり、完成度も高く、すべてが美しい。

それに触れただけで感動で鳥肌が立ち、心に心地よい余韻が広がります。

だから「本物」なのです。

普段から本物に触れておくと、偽物に触れたとき、違和感を覚える

普段から本物に触れる機会を作りましょう。

普段から本物に触れておくと、偽物に触れたとき、違和感を覚えます。

「何だかおかしい」

「どことなく安っぽい」

「中途半端なところがある」

違和感を覚え、それが偽物だとわかるのです。

本物を知るには、人の話を聞くだけでは限界があります。

やはり実際に五感を通して感じ取ることが必要です。

精巧にできた偽物もありますが、やはり偽物は偽物です。

どれだけ本物に似せたところで、本物より劣っているところがあります。

細部が手抜きされていたり美しさに欠けていたり完成度が甘かったりします。

普段から本物に触れていると、偽物に触れたとき、普段と違った違和感を覚えます。

直感的に偽物を見抜けるのです。

本物に触れるためのお金は、鋭い感性を養うための授業料

もちろん本物に触れるためにはお金が必要です。

お金がかかるからと言って、眉をひそめないことです。

「鋭い感性を養うための授業料」と考えることです。

お金をかけた分だけ「本物の目」が養われ、鑑識眼が身につきます。

詐欺や偽物があっても、きちんと気づけます。

文化教養が身につくだけでなく、防犯対策にもなるのですから、実際は「安い」と考えることができます。

普段から本物に触れよう

偽物を見抜く目を養うためにも、普段から本物に触れておきましょう。

美術館に行って、本物の芸術を楽しむのもよし。

古典文学を楽しんで、人間の本質を発見するのもよし。

一流レストランに行って、本物の美食を堪能するのもよし。

ロングセラーを読んで、本物の知識と知恵を身につけるのもよし。

本物には本質があります。

本物から本質を学んでください。

普段から本物に触れていると、五感を通して「本物らしさ」を学べます。

芸術的感性も養われます。

本物に触れることは、人生における素晴らしい娯楽であり芸術です。

普段から本物に触れていると、感動する機会が増えるため、人生も深く楽しめるようになります。

騙されないで生きていくための方法(20)
  • 偽物を見抜く目を養うために、普段から本物に触れておく。
営業トークをうのみにしない。
小さなことでも自分で調べる癖をつけよう。

騙されないで生きていくための30の方法

  1. 騙されないための一番の基本。
    「おいしい話はない」と心得る。
  2. 「自分は絶対騙されない」という考え方を捨てる。
  3. 営業・セールス・勧誘は、まず疑いから入るのが得策。
  4. 「自分は大丈夫」と思う人は、被害者予備軍。
  5. 損をしたくない気持ちが強い人ほど、あっさり詐欺に引っかかる。
  6. 見栄っ張りは、騙されやすい。
  7. 騙されないためには「冷静」が不可欠。
    感情的になっているときは、重要な決断をしない。
  8. 「一発当ててやろう」と考えている人は、騙されやすくなる。
  9. 欲深い人は騙されやすい。
    お金に対する執着心は、金銭トラブルのもとになる。
  10. 「自分だけ得をしたい」と考えていないか。
    自己利益優先の人は、かえって騙されやすい。
  11. 契約内容を確認しないのは、トラブルを招くもと。
  12. 「ここだけの話」をする人は信用できない。
  13. 「稼ぎ方を教えます」の9割は、マルチ商法。
  14. 「おいしい話があります」と言ってくる人は、だいたい詐欺師。
  15. 自分が弱っているときは、高額の買い物をしない。
  16. 相手の不審な笑みを見逃すな。
    不審な笑みは、悪いことをたくらんでいる証拠。
  17. 旧友から久しぶりに連絡があって、お金が絡む話が出てきたときの対処。
  18. 不安をあおって売り込んでくる手法は、詐欺師の定番パターン。
  19. メリットだけ強調する商品には、何か裏がある。
  20. 偽物を見抜く目を養うには、普段から本物に触れておくことが役立つ。
  21. 営業トークをうのみにしない。
    小さなことでも自分で調べる癖をつけよう。
  22. セールスや勧誘の断り文句は「興味がありません」で十分。
  23. 限定に釣られない強さを身につける。
    大切なのは、欲しいかどうかより必要かどうか。
  24. 情報弱者は、詐欺師のカモになりやすい。
  25. 世の中に完全な元本保証はない。
  26. 大きな買い物をするときは、人に相談する癖をつける。
  27. どれだけ人の意見を聞いてもいい。
    ただし、最後は自分で決めること。
  28. 「お安くなります」という勧誘は、裏があると思っていい。
  29. 最新の詐欺情報には目を光らせておく。
  30. 万一トラブルに遭ったら、こそこそ隠さず、きちんと公表しておくのが賢明。

同じカテゴリーの作品

4:10

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION