人の本性は、普段、表に出ません。
世間体や見栄などがあり、慎ましい姿を見せようとします。
しかも、好きな人の前です。
いつもより、見かけのよい姿を見せようとするのが、自然です。
付き合っているときは、相手が本当に怒る姿が見られないものです。
いらいらするところを見ることはできても、本当に怒っているところは、目にしにくいことでしょう。
しかし、相手の怒り方は、結婚前に確かめておきたいことの1つです。
怒ったときの態度を知らないまま結婚して、後から驚くことがあるからです。
怒っているときは、自制心を失っている瞬間です。
人は、怒っているとき、本性が現れます。
暴力を振るうタイプか。
物を投げるタイプか。
無言になるタイプか。
その場から逃げるタイプか。
大声でヒステリックになるタイプか。
鋭利な刃物を向けて、襲ってくるタイプか。
人によっては、非常識な怒り方をする人もいます。
怒っているときこそ、本音も出てきます。
建前を除いた、本当の気持ちを知ることができます。
よい本音もあれば、悪い本音もあります。
今まで知らなかった、相手の気持ちを知るきっかけにもなるでしょう。
本当の愛を再確認することもあれば、偽りの愛に気づくこともあります。
相手の本性を知る意味で、本当に怒っている姿は、結婚前に一度は見ておくべきです。
相手の本心を知ることで「本当にこの人と結婚すべきか」を考えることができるのです。