恋人関係は、正直な意見が言い合える状態が理想的です。
正直に意見を言うからこそ、親しくなれます。
親しくなれますが、時には、意見が対立することもあります。
自分のこだわりなら、意見を譲りたくない気持ちもあるでしょう。
恋人とはいえ、もともとは他人同士です。
意見が対立したり言い合ったりすることは、あって当然です。
悪いことのように思えますが、実はいいことです。
喧嘩はいいのです。
喧嘩ができるのは、正直に言い合えている証拠です。
喧嘩をすればするほど、実は仲がいいのです。
問題は、喧嘩の後です。
きちんと謝ることができる人かどうかです。
喧嘩の最中は、いらいらして、自制心を失いがちです。
しばらくして冷静になってから、自分のことを反省できるかです。
冷静になっても、なお「自分は悪くない」と意地を張り、絶対に謝ろうとしない態度はよくありません。
自分に非がなくても、大切な人との関係は悪いままです。
大人らしくない態度は目立ちませんか。
無口になったり、すねたり、嫌みを言ったりなどです。
たとえ自分が悪いとわかっていても、プライドが邪魔をして謝ろうとしないのは、よくありません。
好きな人への愛情より、自分のプライドのほうが、優先されています。
理想的な態度は、反省と仲直りです。
自分の発言や行動を、反省します。
そのうえで、自分の悪いところはきちんと認めて、素直に「ごめんね」と謝れることが大切です。
たとえ自分が悪くなくても、謝れることは大切です。
「意見はぶつかることもあるよね」という理解がある証拠です。
「喧嘩をしてごめんね。仲直りしようよ」と言える人は、素晴らしいです。
飾りのない言葉でいいのです。
飾りのない言葉のほうがいいです。
大切な人との関係修復に取り組める人は、大人なのです。