私たちの日常には「宝探し」があります。
宝探しといえば、隠された財宝などを探すことをいいます。
スマホゲームの宝探しもあれば、テーマパークの宝探しもあります。
潮干狩りや砂金取りも、見方によっては宝探しと呼べるでしょう。
もちろんそうした宝探しを楽しむのもいいですが、もっと身近なところに存在しています。
それは「自分の意外な一面を知ること」です。
あなたは、自分のすべてを把握できているでしょうか。
生まれてから長い歳月がたっています。
個性・性格・好き嫌いなど、自分のことについて大半を理解しているはずです。
しかし「完全に知り尽くしている」とは言えないはずです。
成人してから、初めて知る自分がいます。
中年を迎えてから、初めて知る自分もいます。
私たちはいくつになっても、完全に自分を知り尽くせません。
自分を完全に知り尽くすのは、簡単なようで難しい。
自分とは最も長い付き合いである人間関係にもかかわらず、いまだに知らない自分が存在しています。
自分の意外な一面を見つけていくのです。
「こんなとき、自分はこんな態度を取るのか。こんな気持ちになるのか。こんな反応をするのか」
自分の意外な一面を見つけることは、より深く自分を理解することにつながります。
さあ、宝探しを始めましょう。
自分の内側にある、隠れた魅力に気づきましょう。
自分の意外な一面を見つけるたびに出かけましょう。
意外な一面を知るコツは簡単です。
その方法とは「普段と違ったことをする」です。
普段と違ったことをする、行動パターンが変わるため、新鮮な刺激と変化が舞い込んできます。
普段と違ったことをすると、普段と違ったリアクションをすることになるでしょう。
その瞬間「おや?! 意外だな。自分にはこんな一面があったのだね」と驚くのです。
普段しないことをすれば、確実に自分の意外な一面を発見できるとは限りませんが、発見の確率は上がります。
物やお金を手に入れるわけではありませんが「価値のあるもの」を手に入れることに変わりありません。
あなたは冒険家です。
普段と違ったことをして、普通の日常を冒険に変えてみませんか。
初めて経験することに取り組めば、おおむね当たりです。
きっと自分の意外な一面を知ることができるはずです。
それが、楽しいことであれ、つまらないことであろうと、初めて経験することは、自分の意外な一面を知るきっかけになります。
自分の意外な一面を見つけることも、宝探しの1つです。