あらゆる人が先生です。
あなたの身近にいる人たちは、老若男女に関係なく、すべて先生です。
知人や友人も先生です。
自分より物知りな分野があったり得意な分野があったりして、学べるところがあるはずです。
自分より秀でているところや尊敬できるところがあるはずです。
自分より秀でているところがあるのなら、謙虚な気持ちで学ばせていただきましょう。
子どもも先生です。
「子どもなんて先生にならない」と思いますが誤解です。
子どもは豊かな発想力を教えてくれる先生です。
常識にとらわれない、柔軟な考え方を教えてくれます。
発想力や想像力が常に爆発しています。
無邪気の大切さを思い出させてくれます。
年下も先生です。
「年下なんて先生にならない」と思っているなら考え直したほうがいいでしょう。
年下であっても、すべてが自分より劣っているわけではないはずです。
自分の知らないことを知っていたり、自分にはできないことがあったりするでしょう。
そういうところを学ばせてもらえば、年下でもれっきとした先生になります。
悪いことをする人も先生になります。
もちろん悪事を真似するのではありません。
反面教師として学ばせていただくのです。
「こういうことをしてはいけない」と言うことを教えてくれる大事な存在です。
真似をするのはよくありませんが、反面教師としての意義はあるでしょう。
あなたの日常には、さまざまな人がいるでしょう。
その人たちはすべて先生です。
「先生はどこにいるのだろう」と思うのはナンセンスです。
あなたは先生に囲まれている状態です。
先生は、見つけるものではなく、気づくものです。
誰と会っても、その人は先生です。
すべての場所が学校になります。
誰と会ってもどこに行っても、学びの機会があります。
無料で貴重なことを教えていただけるのですから、これほど恵まれたことはありません。
「すべての人は先生」であることに気づけば、自然と謙虚な気持ちになれます。
先生なのですから、腰を低くして話を聞かせていただきましょう。
敬意を持って接することです。
むやみに反論せず「なるほど」と言うことです。
今すぐあなたの日常の見える景色が変わります。
あらゆる人が、先生です。
あらゆる場所が、学校なのです。