寝るときの様子を思い浮かべてください。
私たちが寝るときは、敷布団と掛け布団があり、普通に寝ると考えがちです。
たしかにそれは当たり前なのですが「体の上下に布がある」と考えるだけでは、無味乾燥です。
睡眠とは、もっと自由で豊かな時間です。
1日を終え、新しい1日を迎える、神聖な時間です。
考え方を進化させ、こう考えてみてください。
敷布団や掛け布団などの寝具を、この世の偉大な存在と考えるのです。
イメージでよいので、そう考えてみます。
横になって目をつぶったとき「自分は今、偉大な存在に癒されている」と考えましょう。
温かいのではなく、温かくされている。
柔らかいのではなく、柔らかくされている。
抱きしめているのではなく、抱きしめられている。
すると、睡眠の心地よさが何倍も豊かになるはずです。
「偉大な存在に癒されている」と考えれば、自然な眠気が襲い、体も心も芯まで温まるでしょう。
深い安心感は、最高の睡眠導入剤。
布団で寝る時間が、いつもより幸せに感じ、いっそう心地よい睡眠を楽しめるでしょう。
布団に入って眠りにつくまでの間は、1日のうちで最も幸せな時間の1つです。
リラックスした気持ちになれば、ますます寝付きがよくなり、睡眠の質も向上するでしょう。