執筆者:水口貴博

長生きをする30の方法

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小食は、長生きのポイントである。

小食は、長生きのポイントである。 | 長生きをする30の方法

「人が老いる」というのは、例えて言えば「さびる」と同じ話です。

いわゆる「酸化」と考えればイメージがしやすいと思います。

鉄は、使っても使わなくても、ほうっておけば自然とさびていきますね。

それは、鉄と酸素が触れることで、鉄の酸化が進行するからです。

バナナをほうっておくと、だんだん茶色になります。

リンゴも切って、ほうっておけば、だんだん茶色になります。

同じ話で、酸化するからです。

酸素のある空気中に存在するかぎり、避けては通れません。

同じように、人の体もさびます。

厳密に言えば、細胞が酸化します。

人が生きて活動する際には、エネルギーが必要です。

エネルギーは、細胞と血液中の酸素とが結合することで、発生します。

その際に、少しずつ細胞のさびが進行していきます。

そのさびた細胞が増えるほど、老化していきます。

私たちは、酸素がないと生きていけません。

さびの原因である酸素をなくすわけにはいかず、細胞のさびは避けては通れない道です。

まさに、地球上、生きとし生けるものに課せられた宿命です。

しかし、です。

このさびを完全に避けて通ることはできませんが「遅らせること」ならできます。

通常、体内に取り入れられた2~3パーセントが、活性酸素になるといわれています。

長生きをするためには、このさびの進行を少しでも遅らせればいい。

そのポイントこそ「食べる量」です。

食べる量が少なければ、消化活動のために必要とされる酸素も少なくなり、さびの進行も遅くなります。

ただ少なければよいという問題ではなく、もちろん栄養バランスの取れた食事であることが前提です。

長寿を目指すために、食べる量を減らし、小食を心がけることです。

食べる量が多ければ、その消化のために大量の活性酸素が生産され、細胞のさびが早く進行し、老化も早く進んでしまいます。

食べる量が少なければ、発生する活性酸素が抑えられ、細胞のさびの進行も、老化の進行も緩やかにさせることができます。

1回の食事ではほんのわずかの違いです。

しかし、何年にも及ぶ小食の習慣があれば、年を追うごとに、その差は歴然となります。

長寿の人たちが、決まって小食なのは、そういう理由があるからです。

小食を心がけることは、ダイエットにつながる効果だけではありません。

ダイエット効果があると同時に、長寿につながる効果もあるのです。

長生きをする方法(6)
  • 小食を心がける。
睡眠時間が短いと、寿命も短くなる。
睡眠時間が長いと、寿命も長くなる。

長生きをする30の方法

  1. 元気に長生きしている人には、秘密の習慣がある。
  2. 長生きのポイントは「バランスの取れた食事・運動・勉強」である。
  3. 腹八分目は長生きの習慣。
  4. よく噛んで食事をすれば、長生きができる。
  5. 長生きする人は、夕食は少なめで、朝食はしっかり食べる。
  6. 小食は、長生きのポイントである。
  7. 睡眠時間が短いと、寿命も短くなる。
    睡眠時間が長いと、寿命も長くなる。
  8. 人生で大切なのは、生きた長さより、生きた濃さ。
  9. 愛の触れ合いのある生活を送ろう。
  10. 勉強家は、長生きできる。
  11. 旅行で脳を若返らせる。
  12. 手は、体の外に出た脳である。
  13. 栄養摂取は、サプリメントを中心としない。
  14. 歩く距離の長さは、生きる人生の長さに比例する。
  15. 短命の人は、自分のためだけにお金を使う。
    長命の人は、他人のためにお金を使う。
  16. 真面目な人は、ジョークが加われば、最高だ。
  17. 身内の死を研究し、自分の人生に生かす。
  18. 素直になることこそ、長寿のポイント。
  19. ペットを飼う人は、長生きできる。
  20. 定期的な健康診断は、必ず受ける。
  21. 酒は「百薬の長」であり「万病のもと」である。
  22. 油の多い食べ物を減らす。
  23. 水を積極的に飲む習慣を持つ。
  24. 抗酸化ビタミンを積極的に取る。
  25. 無理をして頑張ってしまうと、寿命を縮めてしまう。
  26. 冷えは万病の元である。
  27. 長生きできる人は「生きがい」を持っている。
  28. 気を長くすれば、寿命も長くなる。
  29. 争いをするのではなく、避ける。
  30. 長生きできない人は「もうダメだ」と悲観する。
    長生きできる人は「まだ大丈夫」と楽観する。

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