お金の使い方にも、寿命が関係します。
短命の人は、自分のためだけにお金を使います。
一見、自分のためにお金を使うなら、長生きができそうな気がします。
しかし、人は1人で生きているわけではありません。
自分のためだけにお金を使うので、友人・知人・親類からの協力を得られず、いざというときに困ってしまいます。
病気で寝込んだときも、看病してくれる人がいないと困ります。
看病ほど大げさな病でなくても、そばに誰かがいてくれるかどうかというのは、精神的に大きな影響を及ぼします。
1人きりで病と戦うというのは、精神的に不安になります。
自分のためだけにお金を使うという「得を独り占めする生き方」は、交友関係を狭め、寂しい人生になってしまいます。
一方、長命の人は、他人のためにお金を使います。
もちろん自分のためにも使いますが、他人を喜ばせるためにもお金を使います。
また他人を楽しませることを、自分の楽しみとしています。
そのため、多くの友人ができ、親類とも仲がよく、いざというときに助けてくれます。
長生きができるのです。
「物質的な援助」だけでなく「精神的な安心」も得られることでしょう。
その援助や安心を持って、人生を満喫すれば、幸せに長く生きられるのです。