時には人前で恥ずかしい失敗や間違いをしてしまうことがあります。
誰もが答えられる問題を間違えてしまったり、人前でつまずいて転んだりすると、恥ずかしくなるものです。
しかし、とっさにその瞬間、心が引き締まり「いけない」と必死になります。
恥をかくという経験は、自分では気づかない弱点を教えてくれる先生になるのです。
つまずいて転んでしまうアクシデントも「日頃から足元をしっかり見て歩きましょう」と教えてくれる先生になります。
人前で恥をかくという経験によって、自分の弱いところが見つかり、何とかしようと必死になります。
それが結果として、よいモチベーションとなり勉強するためのきっかけになる場合が多いのです。
空手や柔道を習う人には、人前で恥をかいたからというきっかけで始める人が多くいます。
「人前でかっこ悪く負けたから、いつか見返してやりたい」
こんな恥をかいた経験によって、逆に「何とかしてやろう」という気合が入るのです。
恥をかく経験がその人を強くさせ、人生を変えてしまうことがあるのです。