内気な性格の改善には「あるもの」を捨てておきましょう。
それは、プライドです。
プライドに固執していませんか。
もちろんプライドとはいえ「仕事に関係したプライド」ならいいのです。
質を追求するプライド。
常に最善を尽くすプライド。
責任感を持って最後までやり遂げるプライド。
仕事に関係するプライドなら、ビジネスにも生かされ、評価にもつながるでしょう。
しかし、仕事に関係したプライドはよくても、見栄に関係したプライドには注意したい。
見栄に関係したプライドがあると、スムーズに生きるのが難しくなります。
相手から自分がどう思われるのか気になって、素直な態度が取りにくくなります。
外見を実際よりよく見せようとすることばかりに注意が向いて、物事を冷静に見つめにくくなります。
お礼を言ったり謝ったりなど、大切なことがおろそかになる。
何をするにも人目が気になって、不安や恐怖が大きくなり、自分の殻に閉じこもってしまう。
人付き合いにも摩擦が生じ、じわじわ孤立していくのです。
プライドに固執していると、結果として、内気な性格に発展するケースがあります。
「見栄に関係したプライドはないから大丈夫」
そう思っていても、実際はわかりません。
「自分からは話しかけない」
「自分のほうが偉いのだから、気遣う必要はない」
「不明点があっても『わからない』と答えるわけにはいかない」
「変に思われたくない」
「常にかっこよく見られたい」
心当たりがあるなら要注意です。
自分ではプライドにこだわっていないつもりでも、無意識のうちにこだわっている可能性があります。
プライドに固執していると、心にも影響を及ぼし、内気な性格になることがあるのです。
見栄が関係したプライドがあるなら、さっさと捨ててしまいましょう。
1人でできないことは、素直に人の助けを借りましょう。
わからないことは、素直に「わからない」と答えましょう。
積極的に挨拶をしたり話しかけたりすることが大切です。
自分がどう思われるかより、仕事を成し遂げることに集中することです。
プライドを捨てて謙虚になれば、人付き合いもスムーズになります。
見栄に関係したプライドは、今すぐ捨てて問題なし。
いったんプライドを捨ててしまえば、弱いところを隠す必要がなくなるので、楽になります。
かっこつけたり気負ったりしなくて済むので、ストレスが減ります。
心も気持ちも自由になり、ありのままの自分でいられます。
見栄に関係したプライドを捨てた瞬間、あなたは新しく生まれ変わります。