遅かれ早かれ、痛い目に遭うとわかっていることがあります。
痛い目に遭うのは誰でも不快ですが、避けようにも避けられないこともあるもの。
お説教かもしれません。
お仕置きかもしれません。
謝罪や批判かもしれません。
痛い目に遭うのは嫌なので、何かと言い訳をしながら逃げる人も多いでしょう。
こういうときの逃げ足はとても速い。
「苦しむなんてまっぴら」と思えば、自然と逃げ足も速くなります。
もちろん逃げることで自動的に問題が解決するならいいのです。
痛い目に遭わなくて済むなら、そのほうがいい。
問題が解決するまで逃げまくって、時間を稼ぐのも1つの方法です。
しかし、いずれ痛い目に遭うのが確定しているなら、逃げたところで仕方ありません。
どんなに逃げたところで振り切れません。
いつ襲ってくるかわからない恐怖と不安に、四六時中びくびくおびえることになるでしょう。
逃げれば逃げるほど、時間も体力も消耗します。
逃げたところで問題が先送りになるだけ。
むしろ逃げるのが逆効果になることもあります。
ますます問題が大きくなったり、相手を余計に怒らせてしまったりです。
逃げたところで、悪化することはあっても改善することはないのです。
どうせ痛い目に遭うなら早いほうがいい。
逃げるより、自分から飛び込んでいきましょう。
開き直ってしまえばいいのです。
積極的な姿勢に切り替え、自分から飛び込んでいくことです。
覚悟を決めると気持ちが奮い立つので、ストレスにも強くなります。
ストレスがあっても、覚悟が決まっていれば、耐えやすくなります。
「さあ来い!」「やってやろうではないか」という意気込みがあると、痛い経験も短くて済むでしょう。
胸を張って飛び込んでいこうではありませんか。
さっさと痛い目に遭っておくほうが、不安や恐怖からも早く解放されます。
びくびくする必要もなくなって、気持ちが楽になるのです。