道端を歩いていると、道端に落ちている葉っぱが動いていました。
葉っぱだけが、ひとりでに動くのは、変です。
「なぜだろう。不思議だな」と思ってよく見ていると、実はアリのしわざでした。
1匹の小さなアリが、自分より何倍も大きな葉っぱを、引っ張っていたのです。
驚きました。
驚いたのは、アリの力ではありません。
アリに秘められた野望です。
「そこまでしたいか」と思いました。
葉っぱを何に使うのかは、わかりません。
しかし「とにかく必要だからほしい。動かしたい」というアリの気持ちが、ひしひし伝わってきました。
小さなアリから、大きな野望が感じられたのです。
小さなアリは、一生懸命に生きようとするお手本です。
アリは小さくても、小さいなりに、大きな野望を抱いています。
全力で、一生懸命に、生きようとしています。
小さなアリでさえ、大きな野望を抱いています。
自分より何倍も大きな葉っぱを、引っ張っているのです。
人間も、大きなことができるはずです。
とてつもなく大きな夢でも、工夫したり協力したりすれば、きっと叶えることができるでしょう。
大きな野望があれば、底力が湧いて、大きなことがなし得るはずです。
アリに負けていられないのです。