貧乏性を治すなら、長期的な考え方を取り入れましょう。
貧乏性の人は、お金に対して長期的な考え方が欠落していることが目立ちます。
すぐ効果が感じられないお金の使い方は、無駄と考えています。
もちろん完全に無駄なお金の使い方もあります。
ギャンブルでお金をすってしまうと、何も残りません。
衝動買いで不要な買い物をすれば、ごみを増やすだけになるでしょう。
しかし、すぐ効果がない使い方をすべて無駄と決め付けるのは早計です。
ここで必要なのは、長期的な考え方です。
時間軸を広げて考えると、今までとは違った見方や印象が得られるでしょう。
つまり、現在だけでなく、未来を含めて考えるということです。
短期で考えたとき無駄に思えても、長期で考えたとき役立っているなら、無駄とは言えません。
たとえば、贈り物です。
贈り物を贈るだけならお金を失うだけの行為ですが、長期で考えたとき人間関係の向上に役立っているなら、立派な投資です。
おごりについても同じです。
一見すると無駄遣いに思えますが、長期で考えたとき、今後の親交を深めることに役立つなら、有意義な使い方でしょう。
読書についても同じです。
漫画・短編小説・長編小説。
本を読んで視野や世界観を広げることは、今すぐ役立たなくても、余裕や生き方に影響するでしょう。
長期的な考え方を意識して、本当の価値を見極めてください。
長期的な考え方をすると、物事の見方・考え方が変わり、受ける印象も変わります。
今は無駄に思えても、実際は価値があることに気づけば、いらいらすることはありません。
けちけちすると、結局損をすることがわかるため、貧乏性が和らぎます。