貧乏性になる最も単純な理由の1つ。
それは、低収入です。
収入が少なければ、貧乏性になるのも仕方ないところがあります。
もちろん低収入の人は、すべて貧乏性になるとは限りませんが、無視できない現実でしょう。
何をするにも、まずお金です。
遊ぶにせよ、贈り物にせよ、おもてなしにせよ、お金が必要です。
寄付をするにも、チャンスを得るにも、元手となるお金があってこそ実現できます。
微々たる収入なら、生活していくのがやっとなので、必然的にお金にもけちけちしてしまうでしょう。
経済的に余裕のない状況では心に余裕がなくなり、自己肯定感も低下するため、くよくよしやすくなります。
収入が少ない上、貯金もなければ、小さな損得勘定にも過剰に反応してしまいます。
もはや生存するための動物的本能と言ってもいいでしょう。
お金は、心の余裕に影響する特徴があります。
収入が少ないと、心や気持ちの余裕まで失われ、焦ったりいらいらしたりしやすくなります。
収入が多いと、心や気持ちにも余裕が出てきて、落ち着きやすくなったり寛大に振る舞えたりします。
人によっては、収入が増えただけで貧乏性が治るケースもあります。
そのため貧乏性を治すなら、収入を増やすことが欠かせません。
一気に収入を増やすのは難しくても、少しでも増やす努力をしましょう。
「これ以上、収入を増やすのは難しい」と思っても、簡単に諦めず、知恵を振り絞ってみてください。
収入を増やす方法も多種多様ですが、たとえば以下のような方法が代表的です。
最も単純な方法としては、昇級です。
有望な資格を取ったり、仕事の進め方を工夫したりすると、仕事の効率もよくなります。
一心不乱に仕事を頑張って評価されれば、昇進によって昇給が期待できるでしょう。
役職がつけば、残業代は出ませんが、役職手当が付くこともあります。
昇進が実現すれば、収入が増えるだけでなくキャリアアップにもつながるため、取り組む価値はあるでしょう。
会社で副業が許されているなら、夜間や週末などの空いた時間を使って、ビジネスを始めるといいでしょう。
もし就業規則で副業が許されていなくても、上司に相談すると、特別許可をもらえる場合があります。
「本業に支障を出さないこと」「競合他社に関わらないこと」などを約束すれば、説得しやすくなります。
仕事に関係する副業なら、収入を増やせるだけでなく、本業に生かせるメリットもあります。
収入口が増えれば、万一のことがあっても無収入だけは防げるので、精神的にも安心できるでしょう。
転職も1つの選択肢になるでしょう。
実績と実務経験を十分積んでいれば、転職によって、収入が増える可能性があります。
価値の高い資格を有していれば、ますます有利に働くでしょう。
転職に失敗するリスクはゼロではありませんが、実績と実務経験に自信があるなら、選択肢として検討する価値はあるでしょう。