なかなか問題解決の糸口が見つからないときは、ひとまず放置をしましょう。
もちろんすぐ放置するのではなく、ある程度まで深く考えたうえで放置することが大切です。
しっかり考えてもわからないときは、いったん考えるのをやめて、別の仕事をします。
読書やゲームなど、趣味を楽しむのもいいでしょう。
散歩やスポーツなど、体を動かして気分転換をするのもいいでしょう。
掃除・洗濯・買い物など、こまごました家事雑用を片付けるのも悪くありません。
一見すると、問題の解決から逃げているように思えますが、もちろん意味があって放置しています。
時間を置くことで、気持ちと思考状態がリセットされます。
心と気持ちが入れ替わることで、心に余裕も生まれます。
時間を置いてから再び着手すると、以前とは違った視点や考え方で仕事を進めることができるようになるでしょう。
新しい気づきが得られたり、よいアイデアやひらめきが浮かんだりします。
いったん放置して、時間を置いてから考え直すと、行き詰まっていた考えが進み始めることがあるのです。
「考えてもなかなかわからないことは、ひとまず放置」
この習慣を身につけると、むやみに考えすぎることを防げます。
ストレスをためすぎることもなくなるので、精神的にも健全です。
ずっと考え続けていて、頭の中にもやがかかってきたら、ひとまず思考作業を放置しましょう。
すでにあなたは考えすぎています。
そろそろ休憩の時間です。
絶対開かないような思考の扉は、時間を置いてから考え直すと、あっさり開くかもしれません。