きちんと家事をこなすことは、同棲の最低条件。
2人で決めた役割分担にしたがって、懸命に家事をこなします。
パートナーから認められたい気持ちがあれば、家事への取り組み方にも力が入るでしょう。
毎日手の込んだ料理を作る。
毎日部屋の隅々まで徹底的に掃除する。
毎日きれいに洗濯して、しわ1つないほどアイロンがけを頑張る。
確実に同棲を成功させるためにも「完璧にしよう」と思うのではないでしょうか。
もちろんミスも漏れもない、完璧な家事ができれば、パートナーも大満足するに違いありません。
「すごいね」「立派だね」と褒められるでしょう。
結婚へのステップアップもスムーズになると思われます。
しかし、ここに落とし穴があります。
心がけは素晴らしいですが、現実では困難です。
100点の家事を目指すのは、最初はできても、なかなか長続きしません。
単なる家事とはいえ、全力で取り組むと、手間暇のかかる重労働になります。
気力・体力・精神力の消耗が激しいため、すぐ限界に達します。
「完璧にしよう」と思うと、いつか心が折れるのです。
そこでおすすめなのが「7割ルール」です。
同棲の家事は「7割でよし」と考えましょう。
少しくらいできていなくてもいい。
小さなミスもあっていい。
不備や不足が3割くらいあっても「まあいいか」という楽観的な考え方も必要です。
少しだけ自分を許してあげる。
その代わり、パートナーの家事が完璧でなくても「7割ができていればよし」と考えます。
3割くらいできていないことがあっても、笑って見過ごすことも大切です。
お互い心の余裕ができるので、心が強くなります。
「7割でよし」と考えれば、ずっと心を保てるのです。