同棲に疲れたとき、一番してはいけないこと。
それは、疲れをため込んだままにしておくことです。
不安も不満も、ストレスの一種。
ストレスをため込んだままにしていると、体によくありません。
割れない風船がないように、限界のない心もありません。
「弱音を吐かず、じっと沈黙を貫く」
「誰の助けも借りず、自分の問題は自分で解決する」
すべて自分だけで問題を解決しようとする姿勢は、一見素晴らしいように思えるでしょう。
しかし、人の心には限界があります。
肉体に限界があるように、精神にも限界があります。
同棲生活を通して心身が疲弊したとき、ストレスをため込んだままにしておくと、いつか限界に達します。
ストレスをずっとため込み続けていると、風船のようにいつか破裂します。
同棲に疲れたら、誰かに話を聞いてもらいましょう。
心を打ち明けられる人はいませんか。
口が堅くて信頼できる人はいないでしょうか。
親や親友に限らず、口が堅くて信頼できる人なら、誰でもかまいません。
有料のカウンセラーでもいい。
聞いてもらうだけでいいのです。
愚痴を吐くのではなく、あくまで困っている状況だけ伝えます。
「いらいらする。腹が立つ」ではなく「困っている。悩んでいる」という話し方です。
アドバイスを求めるのではなく、話を聞いてもらうだけでいい。
話を聞いてもらうだけでも違います。
「疲れた」と話すだけでも、心が軽くなるでしょう。
同棲に疲れて、あるとき爆発するくらいなら、誰かに話して吐き出したほうが、まだ健全です。
話すだけで、疲れが取れることもあります。
心のストレスが吐き出され、明るい気持ちがよみがえります。