同棲では、期限を設けるのが基本です。
「3年」を目安に期限を作って、同棲を通して結婚相手としてふさわしいか確かめます。
期限がないと、延々と続けなければいけない気がするため、ささいなことですぐ疲れやすくなります。
では、一度決めた期限は最後まで守らなければいけないかというと、そうではありません。
同棲を始めた結果、思いのほか2人の関係に不一致が目立てば、期限の前倒しも検討してみてください。
期限は大切ですが、絶対ではありません。
最初に作った期限にこだわらず、変更してもいい。
前倒しの幅は、1週間でも1カ月でもかまいません。
2人の都合に合わせ、無理のない範囲で前倒しをします。
一度決めた期限を変更するのは大人げないと思うかもしれませんが、誤解です。
同棲は結婚相手として見極める手段ですから、途中で不適切とわかれば、余計な先延ばしは時間の無駄になります。
「結婚できない相手」と判明していながら、惰性・妥協・付き合いで、意味もなく同棲を続けるのはよくありません。
ある程度は様子見をする期間はあっていいですが、不一致が決定的なら前倒しも検討してみてください。
前倒しした分だけ耐える時間も減るので、疲れにも耐えやすくなります。
人生は一度しかありません。
進んだ時間は、二度と取り戻せません。
ルールに縛られることなく、臨機応変に対応できることが大切です。