同棲に疲れたときは、きちんと解決に向けて行動しましょう。
じっとしているだけや黙ったままで解決するなら、苦労しません。
疲れるからには、何らかの原因があるはずです。
もちろん小さなことまで気にするのはよくありません。
男女が一緒に暮らす同棲では、多少の生活習慣の違いがあるのは当然のこと。
小さなことなら、気にしないようにする配慮が大切です。
「仕方ない」と目をつぶることも必要になるでしょう。
ただし、どうしても迷惑で耐えられないことがあるなら、黙ったままでは身が持ちません。
「様子見」「ひたすら我慢」などのパターンもありますが、本当にそれでいいのかよく考えることです。
同棲は「結婚の予行練習」に近い位置づけです。
結婚がうまくいくかどうか見極めるためにも、耐えられないことがあれば、解決に向けた行動が必要です。
疲れを感じる原因を取り除く努力をしていきましょう。
疲れを感じる原因が自分にあるなら、自分の考え方や行動を変えてみます。
1人の時間を作ってみる。
もう少し丁寧な言葉遣いを意識してみる。
記念日に贈り物を贈って、新鮮な関係を取り戻す。
自分勝手な行動は控え、もう少し相手に合わせる努力をしてみる。
小さなことを気にしすぎているなら、もっと心を大きくしてみる。
原因によって方法も変わりますが、無理のない範囲で心がけてみましょう。
ただし、自分を追い詰めすぎないように注意が必要です。
「すべて自分が悪い」「自分は人間失格だ」などと思い込むと、自己嫌悪に陥ります。
すべてを1人で抱えず、たまには人に協力を求めることも大切です。
同棲に疲れを感じる原因が相手にあるなら、相手に協力をお願いしましょう。
「嫌われたらどうしよう」
「余計にトラブルが大きくなるのではないか」
不安に思うかもしれませんが、黙ったままで行動しないほうが、もっと危険です。
相手への不満が一定以上たまると、恨みや憎しみに変わります。
相手の協力が必要なら、きちんとお願いしてみることが大切です。
たとえば、相手が家事に協力してくれないなら、きちんとお願いしてみる。
いびきや歯ぎしりがうるさくて眠れないなら、病院の受診を勧めてみる。
生活習慣が合わないなら、一度話し合いの場を設けてみる。
思い切ってお願いを切り出してみると、すぐ受け入れてくれ、あっさり解決することも少なくありません。
我慢の限界になってから対処するより、早めのうちに対処するのが賢明です。