緊張したときは、一口の水を飲みましょう。
水には、自律神経を整える働きがあります。
緊張しているときに水を一口飲めば、交感神経が刺激され、心身のリラックスを促せます。
水は、常温でも冷温でもかまいません。
たった一口でも効果は絶大。
緊張が目立ってきたとき、水を一口飲むだけで、気持ちがほっと安らぎます。
乱れていた精神状態が落ち着くのがわかるでしょう。
状況が許すなら、本番中に飲むのも効果的です。
番組の司会者が、進行の途中で一口の水を飲むことがあります。
よく見かける光景ですが、喉の渇きを潤すだけでなく、リラックスを促す意味もあります。
さすがに面接中や試験中に水を飲むのは不適切ですが、普通のプレゼンや討論会なら、途中で飲むのも許容範囲です。
本番中「緊張が強くなったかな」と思ったとき、水を一口飲むだけで簡単に緊張をほぐせます。
会場に水が準備されていなければ、自分でペットボトルを持ち込めばOKです。
「緊張で水を飲むどころではない」と思ったときは、すでにイエローカードです。
気持ちに余裕がなくなりつつあるので、水を飲んだほうがいいでしょう。
「水なんて必要ない」と思うかもしれませんが、水を持っているだけでも安心感が出るでしょう。
一口の水を飲む時間が一瞬の休憩にもなり、自分のペースを取り戻しやすくなります。
ほどよい間を作り、穏やかな雰囲気を作る効果もあります。
ただし、水の飲みすぎには要注意です。
緊張していると、尿意を感じやすくなる特徴があります。
緊張するたびに水を飲んでいると、さらに尿意を促し、発表の妨げになります。
本番中、緊張で水を飲むなら、ペットボトル1本分までが限度です。