人前の発表では、大きな声を出すことが大切です。
もちろんうるさく大声で叫ぶ必要はなく、あくまで大きな声で十分です。
大きな声で発表できれば、聴衆に聞こえやすくなるだけでなく、自信や説得力を与えやすくなります。
たとえ声が震えていても、大きな声を出せば、ごまかしやすくなります。
ところが、本番で大きな声を出したくても、すぐ声が出ないことがあります。
堅くなった喉の筋肉をいきなり動かそうとしても、なかなか難しい。
しんと静まりかえった空間で急に大きな声を出すのは、心理的な抵抗もあるでしょう。
そんなときは、本番前にカラオケはいかがでしょうか。
カラオケボックスに行き、大声で歌えば、発声練習としてうってつけです。
カラオケボックスの中なら、どんなに大声を出しても、周りの迷惑になりません。
好きな歌やお気に入りの歌を歌えば、気持ちも明るくなっていくでしょう。
発声練習にもなるだけでなく、気持ちも明るくさせる作用があり、一石二鳥です。
もちろん実際は環境によって難しい場合もありますが、知恵を働かせて工夫してみてください。
たとえば、昼休みの時間を使ってカラオケに行ってみるのもいいでしょう。
10分あれば、最低でも2曲は歌えるでしょう。
15分あれば、3曲は歌えます。
本番前に大きな声を出す機会があると、よい発声練習になります。
カラオケには利用料金が必要ですが、本番を成功させる費用と思えば安いものです。