質疑応答で質問をするときのことです。
質問をするのはいいのですが、自己PRが含まれていませんか。
「私はTOEICが900点なのですが、御社の中でTOEICは、どう活用されているのでしょうか」
「私は現在、アルバイトの責任者をしていますが、御社のリーダーは、どんな業務を行っているのでしょうか」
質問に、さりげなく自己PRを混ぜるのです。
大勢の中で発言すれば、目立ちやすくなり「自分は他の人とは違う」というアピールと考えているのかもしれませんね。
どうせ発言するなら、少しでも印象的にしたいという気持ちはわかります。
しかし、これは要注意です。
周りで聞いている学生たちは、すぐ自慢だと気づき、ため息をつくでしょう。
社員も、質問の場に自己PRを混ぜるのは不適切と受け止め、よい印象を受けないはずです。
せっかくのアピールも、時と場合を間違えれば、かえって悪印象になります。
質問をするときは、余計な自己PRはせず、純粋な質問だけに絞りましょう。
自己PRは、きちんとした礼儀作法や清潔感のある身だしなみなどを通してアピールするのが適切です。