最終面接前は、もう一度、その企業の詳細を研究しておきましょう。
すでに研究済みのはずですが、油断をしないことです。
復習という意味でも、企業のウェブサイトを再確認して、きちんと理解しておくほうが安心です。
このとき、特に確認してほしい項目があります。
社是や社訓です。
社是や社訓は、その企業の経営上の方針・主張・理念・心構えなどを表した言葉です。
企業の軸であり、企業が目指している方向でもあります。
役員たちの視点や考え方を把握しておくことは、重要な課題です。
役員たちは、社是や社訓は常に意識をしているからです。
最終面接前は、社是・社訓をしっかり復習しておきましょう。
どのくらい復習すればいいかというと、暗記できるくらいです。
役員は、社是や社訓を常に意識しています。
そのため役員による面接では、社是や社訓について尋ねてくる可能性がいつもより高くなると考えられます。
社是や社訓を聞かれたとき、すらりと言えるのは、間違いなく好印象です。
企業を褒めるわけではありませんが、少なくとも、企業の軸の部分を理解している様子は伝わります。
また、別の質問に回答するときも、社是や社訓を交えて話せば、役員たちをうならせることができるでしょう。
経営的素質が備わっているような雰囲気が出るからです。
企業に適した人物であるとアピールするには、大切なネタの1つになるはずです。