「就業意欲を伝えても、経験豊富な役員には通用しないのではないか」
そんな不安を抱く人もいるかもしれません。
社会を未経験の学生にしてみれば、役員たちは、手ごわいボスのように見えるかもしれません。
演技であると思われたり、高く評価してくれなかったりなど、さまざまな不安を抱くことでしょう。
しかし、実際はその逆です。
一般的な状況で考えてください。
年齢の高い役員にとって、学生は子どものようなものです。
役員たちは、学生であるあなたを見ながら、わが子と重ねているでしょう。
就業意欲を持って生き生き語る若者がいれば、年上の役員は心を動かされ、応援したくなるはずです。
就業意欲にあふれる学生は、ダイヤモンドの原石に見えるでしょう。
就業意欲は、どんな面接でも大切ですが、最終面接では特に大切です。
年齢の高い役員は、若い採用担当者とは違い、就業意欲を「若者らしさ」と受け止め、高く評価する傾向があります。
面接官が役員だからこそ、就業意欲を純粋に表現すれば、ストレートに伝わりやすくなります。
伝えても無駄と考えず、むしろ積極的にしっかり伝えましょう。