社史をご存じですか。
社史とは、会社の歴史を、年代ごとに追って詳しく書き記した本のことです。
企業の沿革を、詳細まで具体的に紹介した本と考えれば、わかりやすいでしょう。
歴史のある大企業では、沿革とはいえ、大規模です。
創業から現在に至るまでの変遷は、まとめるだけで1冊の本になります。
歴史の浅い企業ではあまり見かけませんが、歴史の長い企業では、社史が本として出版されているのは珍しくありません。
もし、就職したい企業に社史があるなら、ぜひ確認してみましょう。
社史は、企業情報が満載であるため、企業研究の強い武器になります。
近場の本屋で見つからなければ、図書館やインターネットなどを活用すると、見つかる可能性があります。
企業研究において、ほかの応募者と差をつけるなら、ここです。
社史は、沿革の詳細だけでなく、秘話や裏話なども掲載されているのが特徴です。
履歴書や面接で社史の話題を出すと、きっと驚かれるでしょう。
社史にしか載っていない情報を織り交ぜて話をすれば、採用担当者は驚くに違いありません。
社員でも知らない情報を応募者が語る様子は、やはり強烈な印象です。
「私より詳しい」「そこまで調べているのか」など、応募者の本気で就職したい気持ちに感心するのです。