執筆者:水口貴博

就職活動で心がける30のマナー

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先輩の待遇は、意地を張らず、素直に受け入れたい。

先輩の待遇は、意地を張らず、素直に受け入れたい。 | 就職活動で心がける30のマナー

就職活動では、社会人の先輩と喫茶店やカフェなどで会うことがあります。

たとえば、OB・OG訪問です。

帰り際、先輩が「今回はおごりです」と言ってくれることがあります。

このとき、真面目な人は「いいえ、自分の分は自分が支払います」と意地を張って、拒むかもしれません。

先輩に申し訳ない気持ちもあるでしょう。

「自分の分くらいは自分で支払いたい」という自立心の表れもあるでしょう。

しかし先輩にも、社会人としてのプライドがあります。

後輩からおごられると、かえってプライドが傷つく先輩もいるかもしれません。

もしお互いが「支払います」と言い合う状態になれば、後輩から引き下がったほうが賢明です。

「ごちそうさまです」と感謝して、素直に受け入れたほうが、先輩も威厳が保てます。

先輩の待遇は、意地を張らず、素直に受け入れましょう。

上下関係を壊さないよう、素直にもてなされるのも、人間関係のマナーです。

別れた後のお礼の際、ごちそうになった感謝を強調して伝えれば、十分です。

先輩に内定報告をするのが、一番の恩返し。

それでもお礼の気持ちが収まらなければ、初任給から、贈り物をするのもいいアイデアです。

「先輩のお話が役立ちました」という一言も添えると、さらに喜んでくれるでしょう。

就職活動で心がけるマナー(7)
  • お互いが「支払います」と言い合う場面になれば、後輩から引き下がる。
就職活動用の名刺は、シンプルが一番。

就職活動で心がける30のマナー

  1. 就職活動は、迷路のようなもの。
    まず全体を眺めよう。
  2. なぜ社会では、ビジネスマナーが必要なのか。
  3. 社会人らしさを身につける近道は、社会人と接すること。
  4. 複数の就職情報サイトから、同じ企業に応募してもいいのか。
  5. 自己分析を通して、自己成長する。
  6. 親を頼ることで得られる、5つのメリット。
  7. 先輩の待遇は、意地を張らず、素直に受け入れたい。
  8. 就職活動用の名刺は、シンプルが一番。
  9. 名刺に必ず記載すべき、5つの項目。
  10. 名刺を持たなくても、名刺入れがあると安心。
  11. 「とりあえず内定がほしい」と考えてはいけない。
  12. やりたい仕事より、できる仕事を選んだほうがいいのか。
    できる仕事より、やりたい仕事を選んだほうがいいのか。
  13. 「アルバイトが忙しいから就職活動ができない」は、おかしい。
  14. 運も実力。
    縁も実力。
  15. 「郵送してもらう」「直接取りに行く」。
    どちらのほうが好印象か。
  16. 最初から出席するつもりなら、了承の返事も、できるだけ早いほうがいい。
  17. 1次募集と2次募集に分けられた場合、どちらが有利か。
  18. 企業説明会とは、度胸を鍛える絶好の機会。
  19. 企業説明会の出席は、何を目安に判断すればいいのか。
  20. 応募した企業からの招待は、なるべく断らない。
  21. 就職活動で、スマートフォンに依存してはいけない理由。
  22. 今まで実績がなければ、今から作ればいい。
  23. 面接の記念受験は、許されるのか。
  24. 部署名は、意外につまずきやすい就職用語。
  25. 1日に3社以上の面接は、すごいというより、危ない。
  26. 就職活動の本当の差は、できるかできないかではなく、やるかやらないか。
  27. 積極的に質問するのは、お互いにとって喜ばしいこと。
  28. 人との縁を大切にすると、企業との縁も大切にできる。
  29. スーツを、適当な場所に脱ぎ捨てていませんか。
  30. 内定後に気をつけたいのは、事故と事件。

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