日中の就職活動が終わり、へとへとになって自宅へ帰ったときです。
「ああ、疲れた。もう動きたくない」
疲れた声で独り言を漏らして、身につけていたジャケットやスラックスを適当な場所に脱ぎ捨てていませんか。
へとへとに疲れている分、一刻も早くスーツを脱いで、楽になりたいと思います。
気持ちはわかりますが、ここが大切な瞬間です。
「少し休んでからハンガーに掛けよう」と思いますが、多くの場合、そのまま寝てしまうのです。
スーツを適当な場所に脱ぎ捨てると、しわができます。
日中に動いた分、スーツには多くの汗が染みこんでいるでしょう。
汗が染み込んでできたしわは、アイロンでもかけないかぎり、なかなか取れません。
汗に含まれている塩分が、しわをしっかり固定するからです。
スーツにしわができると、翌日の就職活動にも影響します。
用事が終わったスーツやワイシャツは、きちんとハンガーに掛けておきましょう。
ジャケットは、ジャケット用のハンガーに掛け、スラックスは、スラックス用のハンガーに掛けます。
へとへとに疲れているでしょうが、もう一踏ん張り。
ゆっくりくつろぐのは、ハンガーに掛けてからです。
スーツを丁寧に扱えば、しわを予防でき、翌日の就職活動もスムーズに始めることができます。