執筆者:水口貴博

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

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よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。

よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。 | 履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

志望動機の善しあしを判断するのは、どうすればいいのでしょうか。

実に単純です。

社長の立場で考えればいいのです。

社長の立場で考えると、志望動機の善しあしが判断しやすくなります。

たとえば、次のような志望動機があるとします。

「正社員になりたいから応募した」

「給与がいいから応募した」

「福利厚生に魅力を感じたから応募した」

一見すると、どれも正当な理由に聞こえます。

正直であることは、素晴らしいことです。

しかし、社長の立場で考えるとどうでしょうか。

あなたが社長であると仮定します。

自分が書いた志望動機を見たとき、意欲や熱意を感じるかどうかです。

「正社員になりたいから」という志望動機なら「それなら別の企業でもいいだろう」と思うでしょう。

「給与・福利厚生がいいから」という志望動機なら「もっと条件のよい企業があれば、目移りだろう」と思うはずです。

正直な志望動機であるのはわかるのですが、意欲や熱意が伝わりにくい。

少し残念な気持ちにさせてしまうのです。

では、どんな志望動機が喜ばれるか。

あなたが社長の立場になったとき、応募者から言われたい志望動機を想像してください。

「どんな志望動機を言われたときに、雇ってみたくなるか」

とことん突き詰めて考えることです。

その言葉が、志望動機としてふさわしいのです。

履歴書の志望動機で注意したい書き方(27)
  • 社長の立場になって、志望動機の善しあしを判断する。
わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。

履歴書の志望動機で注意したい30の書き方

  1. 志望動機は、告白。
  2. 自己PRと志望動機。
    より大切なのはどちらか。
  3. 企業のことを知らずして、志望動機は語れない。
  4. 志望動機は、業界より企業を軸にする。
  5. 志望動機は、企業をおだてることではない。
  6. 自己PRも志望動機も、文才は必要ない。
  7. 企業を気に入った理由を突き詰めると、志望動機が見つかる。
  8. 志望動機は、自己PRと関連していること。
  9. 憧れも志望動機になるが、憧れだけではいけない。
  10. 悪口や批判が事実でも、書かないほうがいい。
  11. 同業他社の悪口や批判は、出さない。
  12. 事務職の志望動機は、どう書けばいいのか。
  13. 書いてはいけない4つの志望動機。
  14. 成長に関する志望動機は、立派だからこそ要注意。
  15. 曖昧な志望動機は、100回叫んでも、心に響かない。
  16. 採用担当者の人柄の良さは、志望動機にできるか。
  17. 志望動機は、業界を選んだ説明から始めるべきか。
  18. 独創性を出すキーワードは、実体験。
  19. 就職対策本の回答例を、そのまま使わない。
  20. 案内資料やウェブサイトの文言を、そのまま使わない。
  21. 1文は、長くなればなるほど、わかりにくくなる。
  22. 使い回しをした志望動機は、すぐばれる。
  23. 「なぜその企業なのか」が伝わる志望動機になっているか。
  24. 「入社して何をしたいか」を意識して、志望動機を考えること。
  25. 心を込めて書いた履歴書は、見る人の心も動かす。
  26. 志望動機がお金であっても、露骨に表現しない。
  27. よい志望動機と悪い志望動機を判断する方法。
  28. わかりやすいかどうかは、他人に聞くと、わかりやすい。
  29. 志望動機の初心に返るときのキーワードとは。
  30. 好感が得られやすい志望動機の構成。

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