「自分の就職活動がこれほど大変なのは、社会のせいだ。時代のせいだ」
ときどきそんな言葉を耳にします。
たしかに未来に明るい希望を持ちにくい時代かもしれません。
国の借金が増えたり、少子高齢の時代に突入したり、不況だったりなどです。
法律や規制などの影響もあるかもしれません。
社会が不安定になれば、企業の採用枠が少なくなるのもたしかです。
しかし、気づいてください。
社会や時代に文句を言ったところで、問題が解決するわけではありません。
何かに責任転嫁することは、自分の成長を止めることです。
言い訳になり、卑屈になり、逃げることになります。
みんな、同じ時代を生きています。
不景気の影響も、みんな同じです。
「学歴が違う」と言いますが、学歴も、同じ時期に生まれてからの努力の結果です。
条件は、同じです。
同じ22歳の学生がいれば、どちらも生きた長さは同じなのです。
違うとすれば、個人の努力や積極性です。
「もうダメだ」と思うと、就職活動が余計に難航するでしょう。
意欲や熱意がなければ、景気がよくても、うまくいきません。
しかし「まだ諦めない」と思えば、不景気も関係ありません。
意欲や熱意のある人は、就職難の時代でもうまくいくでしょう。
自分に活を入れ、心のエンジンに火をつけましょう。
やる気の炎をさらに強くすれば、きっと突破口を見いだせます。