就職活動がうまくいかず、大学を浪人することになったとします。
いわゆる、就職浪人です。
就職が1年遅れますから、恥や劣等感を抱くかもしれません。
しかし、その決断を下すまでには、数々の悩みと苦労があったのでしょう。
自分の生きる道にこだわった執念は、素晴らしい。
自分で下した決断なら、その道は間違いないはずです。
困難な道かもしれませんが、大きな決断を下せたほどの意気込みがあれば、きっとうまくいくはずです。
遅れたとしても、たかだか1年。
人生全体から見れば、大したことありません。
希望でない道に歩むくらいなら、時間がかかってもいいから、希望の道に歩むほうが正直です。
そして、後悔がありません。
ほかの人とは変わった道を歩んでいるとき「遅れている」というより「自分らしい道を歩んでいる」と考えることです。
恥や劣等感が気になるなら、それを忘れるくらいの行動力を発揮すればいいのです。
努力、努力、また努力。
人格と技能を磨くことに、無駄はありません。
就職浪人の時間に、しっかり自分を磨けば、次こそうまくいくでしょう。
そうすれば、遅れであるはずの1年間を、近道に変えることができます。