「はあ(ため息)」
ため息は、うっかり出てしまうものです。
元気がなかったり、つらいことを思い出したりすると、自然とため息が出てしまいますね。
1日に何回ため息をついているか、数えてみてください。
ため息を3回以上ついているなら、赤信号です。
かなり疲れがたまっている証拠です。
ため息は、後味が悪い。
ため息が出た後、どんよりした暗い雰囲気が、しばらく続きます。
これが地味につらいのです。
「あなたの人生は、これからもっと暗くなります」と、誰かに言われているような気がしてきます。
落ち込みが、後からじわりじわりとやってくるのです。
そこで、いい方法があります。
ため息が出れば、褒められたことを思い出しましょう。
何でもいいです。
過去に褒められたことを、何か1つ、鮮明に思い出します。
すると、ため息が出た後の暗い雰囲気が、ぱっと明るくなります。
悪い後味を引きずらなくて、済みます。
「自分はまだ捨てたものではない」というやる気が出てくるのです。
「ため息が出れば、褒められたことを思い出す」と覚えましょう。